画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発ガイド


13.68.7 表示属性の動的変更ダイアログ−コマンドコントロール

コマンドコントロールに分類されるオブジェクトの表示属性を制御する修飾名について設定します。

設定対象

ここでの設定の対象となるオブジェクトが表示されます。

設定する修飾名

現在設定されている修飾名が表示されます。修飾名を選ぶと,[選択した修飾名の現在の設定]の表示が切り替わります。

選択した修飾名の設定

[設定する修飾名]の指定に応じて,現在の設定内容が表示されます。必要に応じて各項目を変更できます。

  • 修飾名

    設定対象の修飾名が表示されます。

  • 表示方法(プッシュボタンだけ)

    オブジェクトや文字列の表示のしかたを指定します。指定できる項目は,オブジェクトの種類や[使用目的]などに応じて異なります。また,フィールドボックス内のフィールドでは「全体非表示」と「グレーアウト表示」は使用できません。なお,指定はレイアウト領域上には反映されません。

    「標準表示」は,オブジェクトや文字を見える状態で表示します。

    「全体非表示」は,文字を含むオブジェクト全体を表示しません。

    「文字だけ非表示」は,オブジェクトの外観は表示しますが文字は表示しません。

    「グレーアウト表示」は,オブジェクトや文字を不活性状態のグレーで表示します。

    「パスワード表示」は,文字を「*」に替えて表示します。

  • 不活性(選択できない状態にする)

    選択候補(ボタンなど)を不活性にして,選択できない状態にします。選べる候補を制限したい場合に使います。

    活性化する場合は,[動的変更]を指定し,APから制御項目に修飾名を設定します。

  • フォーカス設定(フォーカスをボタンに位置づける)(プッシュボタンだけ)

    ボタンボックス,リストボックスにフォーカスが移ったときに,ボックス中で最初にフォーカスを位置づける候補(ボタンまたはリスト項目)にします。

    なお,ボックス中のすべての候補でこの指定が「オフ」の場合は,活性状態で最小位置(行数−列数の順)の候補に初期フォーカスが位置づけられます。