画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発ガイド


13.56 データ名編集ダイアログ

各オブジェクトの属性設定用ダイアログの[APに渡す項目]と[APが受け取る項目]で指定するデータ名を一覧で表示して変更できます。

なお,各ダイアログでのデータ名の指定と同様,接頭語や接尾語の変更はできません。

データ名の一覧

定義中の画面・帳票のデータ名が一覧表示されます。GUI画面の場合は,GUIレイアウトとフィールドボックスレイアウトの両方のオブジェクトのデータ名が表示されます。

・リストの表示情報
  • C/L

    左の「−」は変更できない項目。「*」はこのダイアログを開いてからデータ名を変更した項目。

    右の数値は,論理マップに展開されるレベル(項目移動用)。

  • 行・列(または縦・横),OBJ,区分,使用目的,コメント

    データ名に対応するオブジェクトの情報(位置,種別,細分類,使用目的,コメント)。

・データ名,コメントの変更方法

一覧でデータ名を選び,下の変更欄に表示されたデータ名やコメントを書き換えてください。

なお,コメントは,各オブジェクトのダイアログで変更できるものだけ編集できます。

データ項目のデータ名を次の規則に従って指定します。

  • 指定できる文字数は,接頭語(マップ名)を含めて29文字以内です。このため,ドローセットアップの[マップ名の長さ]の設定が「7」の場合は21文字以内,「6」の場合は22文字以内となります。全角文字は2文字分として数えます。ただし,データ名の先頭および末尾の全角文字は,4文字分として数えます。また,全角文字と半角文字が混在する場合,半角文字の直前の全角文字は,4文字分として数えます。

  • 指定できる文字種は,COBOLの場合は「A〜Z」「0〜9」「-(ハイフン)」「大文字の半角カナ」「全角(混在)」です。

    Cの場合は「A〜Z」「a〜z」「0〜9」「_(アンダースコア)」です。

データ名の編集の操作
  • 検索と置換

    [検索と置換]ボタンを選び,表示される[検索と置換]ダイアログで操作します。

    指定するデータ名を検索し,該当するデータ名を選択,または置換できます。

  • 変更個所の確認

    [変更個所へ]ボタンを選びます。

    このダイアログを開いてからデータ名を変更した項目が検索され,該当個所が選択状態で表示されます。一覧で項目を選んでから操作すると,以降の項目から一覧の最後までが検索されます。

  • 先頭,最後への移動

    [先頭へ]ボタン,[最後へ]ボタンを選びます。

    一覧の先頭の項目,または最後の項目が選択状態で表示されます。

  • レイアウト領域上の位置順に展開

    [位置順にソート]ボタンを選びます。

    論理マップ生成時に,レイアウト領域でのオブジェクトの位置に従ってデータ名が展開されます。この場合,入力系と出力系は別々に展開されます。

    なお,この指定をしない場合は,ユーザの指定順序に従ってデータ名が展開されます。

  • ユーザの指定順に展開

    一覧で,データ名を選び,移動先までドラッグします。

  • 変更欄の文字列のコピー&貼り付け

    [Ctrl]+[C]や[Ctrl]+[V]などのショートカットキーで,変更欄上の文字列のコピーや貼り付けができます。