13.44.2 出力フィールドダイアログ(GUI画面)
出力フィールドダイアログ(GUI画面)で表示される項目を次に示します。
- フィールドの配置
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レイアウト領域上でのオブジェクトの先頭位置(行数・列数)と長さ(列数)が表示されます。長さは[APが渡す項目]の[データ長]に応じて更新されます。
- 文字色
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オブジェクトに表示する文字の色を指定します。
- 文字の拡大
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「標準」は,文字を標準のサイズにします。
「平体」は,文字の横幅を2倍に拡大します。
「長体」は,文字の縦幅を2倍に拡大します。
「倍角」は,文字の縦幅と横幅を2倍に拡大します。
- 使用目的
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APから出力する文字の種類に応じて選びます。
「数字」は,数字項目,数字編集項目によって,APから数字データを出力するときに使います。
「英数」は,半角文字(英数字,カナ)だけのデータを出力するときに使います。
「日本語」は,全角文字だけ,または半角/全角文字の混在データを出力するときに使います。
- 表示方法
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オブジェクトや文字列の表示のしかたを指定します。指定できる項目は,オブジェクトの種類や[使用目的]などに応じて異なります。また,フィールドボックス内のフィールドでは「全体非表示」と「グレーアウト表示」は使用できません。なお,指定はレイアウト領域上には反映されません。
「標準表示」は,オブジェクトや文字を見える状態で表示します。
「全体非表示」は,文字を含むオブジェクト全体を表示しません。
「文字だけ非表示」は,オブジェクトの外観は表示しますが文字は表示しません。
「グレーアウト表示」は,オブジェクトや文字を不活性状態のグレーで表示します。
「パスワード表示」は,文字を「*」に替えて表示します。
- 反転表示する
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背景色と文字色を反転して表示します。項目を強調して表示する場合などに使います。
- 印字する
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論理ハードコピーでオブジェクトを印刷対象にするかどうかを指定します。印字対象にしない場合は,[印字する]チェックボックスをオフにしてください。
- コメントの記述
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オブジェクトに付けるコメントを記述します。
- [フィールド反復]ボタン
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反復定義について指定するためのダイアログが表示されます。
- APが渡す項目
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APからの出力データを代入するデータ項目について指定します。
- ・データ名
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データ項目のデータ名を次の規則に従って指定します。
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指定できる文字数は,接頭語(マップ名)を含めて29文字以内です。このため,ドローセットアップの[マップ名の長さ]の設定が「7」の場合は21文字以内,「6」の場合は22文字以内となります。全角文字は2文字分として数えます。ただし,データ名の先頭および末尾の全角文字は,4文字分として数えます。また,全角文字と半角文字が混在する場合,半角文字の直前の全角文字は,4文字分として数えます。
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指定できる文字種は,COBOLの場合は「A〜Z」「0〜9」「-(ハイフン)」「大文字の半角カナ」「全角(混在)」です。
Cの場合は「A〜Z」「a〜z」「0〜9」「_(アンダースコア)」です。
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- ・桁
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入力・出力するデータに応じて,データ項目の桁を指定します。
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[データ長を変更する]ボタンがオフの場合
指定できる長さは,入出力するデータの最大長以上で,オブジェクトがレイアウト領域に収まる範囲です。ただし,[データ型]が「数字」または「数字編集」のときはピクチャの最大桁を指定します。
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[データ長を変更する]ボタンがオンの場合
不活性になり,設定できません。
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- ・データ長
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APが渡す項目のデータ長を指定します。
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[データ長を変更する]ボタンがオフの場合
ターゲット,使用目的に応じて,「桁」の値を基に計算した値を表示します。
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[データ長を変更する]ボタンがオンの場合
「桁」より小さい値になっているとエラーになります。
また,次の場合エラーになります。
・最大値31920を超えている
・数値以外が入力された
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- ・データ型
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使用言語がCOBOLの場合に,ピクチャ句で指定するデータ型を選びます。選べるデータ型は,オブジェクトの種類や他の項目の指定に応じて異なります。なお,Cの場合は文字(char)型で固定です。
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文字用の「文字(XX)」,「漢字(NN)」,「漢字(XX)」
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数字用の「99999」
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数字編集用の数字編集文字列
Z 9 \ などを組み合わせた各種。自由な値を定義する場合は,「その他のピクチャ」を選び,[自由な設定]ボタンからピクチャ文字を指定します。
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- ・桁寄せ
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データ長が論理マップ上の項目の長さより短い場合に,データを左右のどちらに寄せるかを指定します。使用言語がCOBOLで,次のどちらかの場合に指定できます。その他の場合はオブジェクトの種別やデータ型などに応じた固定値となります。
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[使用目的]が「数字」で[データ型]が「文字(XX)」
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[使用目的]が「英数」または「カナ」
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- ・埋字
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論理マップの項目長よりデータ長が短い場合に残りの領域を埋める文字を指定します。[桁寄せ]に応じて,項目内の右側/左側に埋字が格納されます。
指定できる内容は,オブジェクトの種別や[使用目的]などに応じて異なります。
「スペース」は,半角のスペースで埋字します。
「LOW(X'00')」は,LOW-VALUE((00)16)で埋字します。
「HIGH(X'FF')」は,HIGH-VALUE((FF)16)で埋字します。
「ゼロ」は,0で埋字します。
「埋めない」は,埋字をしません。領域にはAP内の直前のデータ領域の内容がそのまま残るか,初期クリア文字でクリアされます。
「自由な埋字」は,自由な値を埋字にします。この場合,[自由な設定]ボタンから値を指定してください。
- ・下位項目
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下位項目を設定する場合に,[下位項目]を「オン」にします。[設定]ボタンから表示されるダイアログで必要な設定をしてください。下位項目を指定できるのは,データ型が「文字(XX)」の場合です。
下位項目は,オブジェクトの入出力となる一つのデータ項目を階層化して,複数の項目に細分化するときに使います。この場合,APは細分化された下位項目を使ってデータを参照・格納できます。
- ・初期値
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出力論理マップの各項目にあらかじめ設定しておく初期値を指定します。指定できる内容は,[使用目的]などに応じて異なります。
AP実行時に出力データの代わりにデータ有無コードを設定すると,初期値が有効になります。
「指定しない」は,初期値の文字を設定しません。
「LOW(X'00')クリア」は,(00)16で領域をクリアします。
「スペースクリア」は,半角のスペースで領域をクリアします。
「ゼロクリア」は,文字の0で領域をクリアします。
「自由な初期値」は,自由な文字で領域をクリアします。この場合,[自由な設定]ボタンから文字を指定してください。
- [自由な設定]ボタン
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[データ型],[埋字],[初期値]を任意の値で設定する場合に,値を指定するためのダイアログが表示されます。
- データ長を変更する
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データ長の自由設定の有無を指定します。
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オン:データ長を自由設定できます。
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オフ:データ長を標準設定にします。
ターゲットがWindows,AIX(シフトJIS)の場合は非表示になります。また,他のターゲットの場合でも,使用目的が「日本語」でデータ型が「文字(XX)」の場合だけデータ長が指定できます。
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- 動的変更(APから表示属性を変更する)
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制御項目を論理マップに展開して,画面表示時または帳票印刷時に表示属性を動的に変更できるようにします。表示属性とは,画面に表示するオブジェクトの文字色や活性/不活性,帳票に印字する文字の書体やけい線の種類などの属性です。
制御項目にAPから修飾名を設定することで,動的に属性を変更できます(ただし,GUI/CUI画面でマッピングオプションが「物理マップ」のときは該当しません)。
修飾名と表示属性との対応は,ドローセットアップで設定します。