13.43 出力バーコードダイアログ(帳票共通)
出力バーコードダイアログ(帳票共通)で表示される項目を次に示します。
- バーコードの配置
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レイアウト領域上でのオブジェクトの先頭位置とサイズが表示されます。
- バーコード種類
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- 出力バーコード・固定バーコード
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「JAN8」,「JAN13」は,長さはそれぞれ8桁,13桁で固定で,最後の1桁はチェックディジットです。指定できる文字は0〜9です。
「CODE39」は,長さは3〜76桁です。指定できる文字は 0〜9 A〜Z - . スペース $ / + % とスタート/ストップコード(*)です。
「ITF(6,14,16)」は,長さはそれぞれ6桁,14桁,16桁で固定です。指定できる文字は0〜9です。
「NW7」は,長さは3〜99桁です。指定できる文字は 0〜9 - $ : / . + とスタート/ストップコード(A〜D)です。
「カスタマ」は,長さは22桁で固定です。「郵便番号(7桁の0〜9)+住所番号(13桁のA〜Z,ハイフン,スペース)+チェックディジット(2桁)」の形式で指定します。プレプリント帳票では使えません。
- 連結出力バーコード
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「GS1-128」は,長さは4〜240桁です。データ文字にはコードセットBおよびコードセットCを使用できます。
コードセットBで指定できる文字は 0〜9 A〜Z a〜z ! " # $ % & ' ( ) * + , - . / : ; < = > ? @ [ \ ] ^ _ ` { | } ~ スペースです。
コードセットCで指定できる文字は 0〜9 ( ) -スペース です。( ) - スペース は,データ文字としては印字されますが,バーコードパターンとしては印字されません。
- データ文字を印刷する
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バーコードの下に,データ文字(バーコードが表す数字など)を付けて印刷します。
- [バーコードの反復]ボタン
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反復定義について指定するためのダイアログが表示されます。
- コメントの記述
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オブジェクトに付けるコメントを記述します。
- APが渡す項目
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APからの出力データを代入するデータ項目について指定します。
- ・データ名
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データ項目のデータ名を次の規則に従って指定します。
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指定できる文字数は,接頭語(マップ名)を含めて29文字以内です。このため,ドローセットアップの[マップ名の長さ]の設定が「7」の場合は21文字以内,「6」の場合は22文字以内となります。全角文字は2文字分として数えます。ただし,データ名の先頭および末尾の全角文字は,4文字分として数えます。また,全角文字と半角文字が混在する場合,半角文字の直前の全角文字は,4文字分として数えます。
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指定できる文字種は,COBOLの場合は「A〜Z」「0〜9」「-(ハイフン)」「大文字の半角カナ」「全角(混在)」です。
Cの場合は「A〜Z」「a〜z」「0〜9」「_(アンダースコア)」です。
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- ・データ長
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データ項目の長さを指定します。指定の可否や指定できる範囲は[バーコード種類]に応じて異なります。
- 下位項目
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下位項目を設定する場合に,[下位項目]を「オン」にします。[設定]ボタンから表示されるダイアログで必要な設定をしてください。下位項目を指定できるのは,データ型が「文字(XX)」の場合です。
下位項目は,オブジェクトの入出力となる一つのデータ項目を階層化して,複数の項目に細分化するときに使います。この場合,APは細分化された下位項目を使ってデータを参照・格納できます。