画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発ガイド


13.41.1 出力グラフィックダイアログ(GUI画面)

出力グラフィックダイアログ(GUI画面)で表示される項目を次に示します。

グラフィックの配置

レイアウト領域上でのオブジェクトの先頭位置とサイズが表示されます。

ボックスサイズに合わせて表示する

ボックスの大きさに合わせてグラフィックデータを拡大・縮小して表示します。

グラフィックデータがビットマップ(.BMP)またはJPEG(.JPGまたは.JPEG)で,この指定が「オフ」の場合は,ボックスの中心に原寸大で配置されます。

メタファイル(.WMFまたは.EMF)の場合は必ず「オン」になります。

スクロールバーを付ける

グラフィックデータがボックスのサイズを超えるとき,超えた部分を表示するためのスクロールバーを付けます。

枠付き(ボックスに枠を付ける)

オブジェクト(ボックスや領域など)の周囲の枠線を明示します。

テキストやボックスで「オフ」から「オン」にする場合は,あらかじめオブジェクトの周囲に必要な間隔を空けて配置しておく必要があります。

APが渡す項目

APからの出力データについて指定します。

データ長を変更する

データ長の自由設定の有無を指定します。

  • オン:データ長を自由設定できます。

  • オフ:データ長を標準設定にします。

ターゲットがWindows,AIX(シフトJIS)の場合は非表示になります。また,他のターゲットの場合だけデータ長が指定できます。

グラフィックデータの渡し方

「ファイル名指定」は,ファイル名(拡張子を含む)だけをAPが設定する標準的な方法です。グラフィックデータのファイルのパス名は,表示・印刷セットアップで変更することもできます。また,APからファイル名の代わりに「*CLIP」と設定すると,クリップボードのデータを出力できます。

[データ長を変更する]ボタンがオフの場合

  • ファイル名指定:データ長12桁

  • フルパス64:データ長64桁

  • フルパス128:データ長128桁

  • フルパス259:データ長259桁

[データ長を変更する]ボタンがオンの場合,指定できません。

データ

グラフィックデータのファイル名をAPが格納するデータ項目について指定します。

・データ名

データ項目のデータ名を次の規則に従って指定します。

  • 指定できる文字数は,接頭語(マップ名)を含めて29文字以内です。このため,ドローセットアップの[マップ名の長さ]の設定が「7」の場合は21文字以内,「6」の場合は22文字以内となります。全角文字は2文字分として数えます。ただし,データ名の先頭および末尾の全角文字は,4文字分として数えます。また,全角文字と半角文字が混在する場合,半角文字の直前の全角文字は,4文字分として数えます。

  • 指定できる文字種は,COBOLの場合は「A〜Z」「0〜9」「-(ハイフン)」「大文字の半角カナ」「全角(混在)」です。

    Cの場合は「A〜Z」「a〜z」「0〜9」「_(アンダースコア)」です。

・桁

「グラフィックデータの渡し方」に応じて,データ項目の桁が表示されます。

・データ長

APが渡す項目のデータ長を指定します。

  • [データ長を変更する]ボタンがオフの場合

    ターゲットに応じて,「桁」の値を基に計算した値を表示します。

  • [データ長を変更する]ボタンがオンの場合

    「桁」より小さい値になっているとエラーになります。

    また,次の場合エラーになります。

    ・最大値607を超えている

    ・数値以外が入力された