画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発ガイド


13.38 修飾名の設定ダイアログ

画面属性や各オブジェクトの修飾名の追加・削除やデータ名の設定などをします。

XMAP3では,動的変更用の制御項目に格納する標準の修飾名を動的変更テーブル(X3MODTBL.CBL,X3MODTBL.H)として提供しています。修飾名の設定を変更すると,セットアップの終了時に,この動的変更テーブルを更新するためのダイアログが表示されます。

動的変更の種別

修飾名を設定する種別を選びます。一覧の表示が切り替わります。

  • ウィンドウ属性

    画面表示時に,各種ウィンドウ属性([表示形態]など)を制御する修飾名

  • 位置属性

    画面表示時に,ウィンドウの表示位置を制御する修飾名

  • 確定キー属性

    画面表示時に,確定キーの押下の有効/無効を制御する修飾名

  • キャラクタコントロール(キーエントリ/選択エントリ)

    画面表示時に,該当オブジェクトの属性([表示方法]など)を制御する修飾名

  • キャラクタコントロール(ラベル)

    画面表示時に,該当オブジェクトの属性([表示方法]など)を制御する修飾名

  • 候補選択コントロール/コマンドコントロール

    画面表示時に,該当オブジェクトの属性([表示方法]など)を制御する修飾名

  • [帳票]フィールド表示属性

    グラフィック帳票の印刷時に,フィールドの属性([文字の書体]など)を制御する修飾名

  • [帳票]けい線表示属性

    グラフィック帳票の印刷時に,縦/横けい線の属性([線の種類]など)を制御する修飾名

修飾名の一覧

[動的変更の種別]に応じて,現在設定されている修飾名が表示されます。修飾名やデータ名を変更する場合は,一覧で修飾名を選び,下記の変更欄で指定します。

キャラクタコントロールは,各画面種別で共通の修飾名を設定します。修飾名は画面種別ごとの表示属性を持ちます。したがって,同じ名前の修飾名でそれぞれ異なる設定もできます。

設定変更欄
  • 修飾名

    一覧で選んでいる修飾名を指定します。[修飾名長]以内の半角文字で指定します。

  • データ名

    一覧で選んでいる修飾名を格納する制御項目のデータ名を指定します。

  • C言語のデータ名を小文字にする

    COBOLのデータ名は大文字,C言語のデータ名は小文字で,動的変更テーブル内に出力します。

    この指定をしない場合は,COBOLもC言語も大文字のデータ名となります。

  • 修飾名長

    動的変更用の制御項目の長さを指定します。

  • コメント

    一覧で選んでいる修飾名についてのコメントを40字(半角の場合)以内で記述します。ただし,コメントの終わりを示す記号「*/」を含めることはできません。指定内容は動的変更テーブルのコメントとして定義されます。

[追加]ボタン

一覧に新しい修飾名を追加します。変更欄の[修飾名]で,修飾名を指定してください。

[削除]ボタン

一覧で選んでいる修飾名を削除します。

[標準に戻す]ボタン

設定内容をXMAP3の標準値に戻します。なお,標準値に戻るのは,[動的変更の種別]で指定している単位です。すべてを標準値にする場合は,[動的変更の種別]を切り替えて操作してください。