画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発ガイド


13.37.1 使用目的別データ型(出力フィールド)ダイアログ(帳票共通)

出力フィールドのAPが渡す項目について指定します。ドローで作成するオブジェクトには,ここでの指定値が初期設定されます。

ただし,ここでの設定はCOBOL言語の場合だけ有効です。C言語の場合は,データ型はすべて文字(char)型,埋字と桁寄せは使用目的に応じた固定値になります。

設定単位

使用目的ごとに指定します。使用目的に応じて指定できる項目が異なります。

設定項目
・データ型

使用言語がCOBOLの場合に,ピクチャ句で指定するデータ型を選びます。選べるデータ型は,オブジェクトの種類や他の項目の指定に応じて異なります。なお,Cの場合は文字(char)型で固定です。

  • 文字用の「文字(XX)」,「漢字(NN)」,「漢字(XX)」

  • 数字用の「99999」

  • 数字編集用の数字編集文字列

    Z 9 \ などを組み合わせた各種。

・埋字

論理マップの項目長よりデータ長が短い場合に残りの領域を埋める文字を指定します。[桁寄せ]に応じて,項目内の右側/左側に埋字が格納されます。

「スペース」は,半角のスペースで埋字します。

「LOW(X'00')」は,LOW-VALUE((00)16)で埋字します。

「HIGH(X'FF')」は,HIGH-VALUE((FF)16)で埋字します。

「ゼロ」は,0で埋字します。

「埋めない」は,埋字をしません。領域にはAP内の直前のデータ領域の内容がそのまま残るか,初期クリア文字でクリアされます。

・桁寄せ

データ長が論理マップ上の項目の長さより短い場合に,データを左右のどちらに寄せるかを指定します。使用言語がCOBOLで,次のどちらかの場合に指定できます。その他の場合はオブジェクトの種別やデータ型などに応じた固定値となります。

  • [使用目的]が「数字」で[データ型]が「文字(XX)」

  • [使用目的]が「英数」または「カナ」

[標準に戻す]ボタン

このダイアログでのすべての設定内容をXMAP3の標準値に戻します。