画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発ガイド


13.23.2 けい線帳票属性(連続紙用)ダイアログ

けい線帳票(連続紙)の属性やレイアウト領域の属性を指定します。

領域の指定
  • 左/上オフセット

    オフセット値を,印字できる領域の左上(印字ヘッドの開始位置)からのます目数で指定します。オフセット値を除く範囲がレイアウト領域になります。

  • レイアウト領域のサイズ

    オフセット値を除いたサイズを指定します。

印刷動作

改ページ動作について指定します。この指定が有効になるのは,[印刷モード](表示・印刷セットアップで指定)が「PDLスルー:ESC/P準拠シリアルインパクトプリンタ」,「PDLスルー:拡張ESC/P準拠シリアルインパクトプリンタ」または「日立ESC/P」の場合です。改ページ量は,表示・印刷セットアップの[プリンタ]タブの[高度な設定]ダイアログで設定している「改ページ動作」の指定に従います。

「印刷前改ページ」は,帳票に印刷する前に,次ページ先頭に印字ヘッドを位置づけます。印字ヘッドがページの先頭行にある場合には改ページしません。ただし,XMAP3以外のアプリケーションから印刷が実行され,印字ヘッドがページの途中にある状態で印刷を開始すると,印刷の開始位置がずれることがあります。この場合,表示・印刷セットアップの[プリンタ]タブの[高度な設定]ダイアログで,「改ページ動作」の指定を「プリンタにまかせる」に変更してください。「プリンタにまかせる」に変更すると,プリンタが保持している用紙サイズに従って改ページをして印刷されます。

「印刷後改ページ」は,帳票に印刷したあとに,印刷の終了位置からそのページの最後の行まで,空白行を印刷しないで改行します。このため,印刷時間を短縮できます。印字ヘッドがページの先頭にある場合には改ページしません。ただし,XMAP3以外のアプリケーションから印刷が実行され,印字ヘッドがページの途中にある状態で印刷を開始すると,改ページ後,印字ヘッドがページの先頭行に位置づかないことがあります。この場合,表示・印刷セットアップの[プリンタ]タブの[高度な設定]ダイアログで,「改ページ動作」の指定を「プリンタにまかせる」に変更してください。「プリンタにまかせる」に変更すると,プリンタが保持している用紙サイズに従って改ページをして印刷されます。

「改ページしない」は,印刷前,印刷後の改ページをしません。

[コメントの記述]ボタン

帳票のコメントを設定する場合に選びます。[コメントの記述]ダイアログが表示されます。

[再定義名]ボタン

再定義名について設定するためのダイアログが表示されます。

[印刷ドキュメント名]ボタン

帳票の印刷ドキュメント名を指定します。[印刷ドキュメント名]ダイアログが表示されます。

けい線の配置方法の選択

ます目内でのけい線の位置を指定します。けい線と文字の間隔を空けない場合は「ます目に添って引く」を指定してください。

レイアウトでの配置

レイアウト領域の属性が表示されます。[文字間隔の標準]と[文字サイズの標準]は[ます目設定]に応じて更新されます。

基準ます目

基準ます目に関する各項目を指定します。

ます目設定

ます目のサイズをLPI(行の縦幅を表す単位)とCPI(文字のサイズと間隔を表す単位)の組み合わせで指定します。

任意の組み合わせにする場合は,「自由な設定」を選び,[行の間隔]などを設定します。

出力OCRを配置するときは,「10CPI/6LPI」または「自由な設定」にしてください。また,すでに出力OCRを配置しているときはこれら以外の指定はできません。

行の間隔,文字の間隔

[ます目設定]が「自由な設定」の場合に指定できます。

文字サイズ

9ポイント相当で固定です。変更はできません。