画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発ガイド


13.9.3 カーソルとフォーカスダイアログ

GUI画面上のカーソルとフォーカスについて,位置を制御する方法などを変更できます。

フォーカスとカーソル(行列(2進)カーソル,行列(10進)カーソルを除く)の位置は,オブジェクトに対応する定数で制御します。定数はXMAP3が生成するため,画面のオブジェクトの位置を変更しても,APを変更する必要はありません。

フォーカスをカーソルと同時に制御する

フォーカスとカーソルを共通の項目を使って制御します。

フォーカスの制御とフィールドボックス中のカーソルの制御を分ける場合は,この指定を「オフ」にしてください。この場合,フォーカス位置とカーソル位置の情報を格納する項目が別個に生成されます。フィールドボックスを定義した画面で,プッシュボタンボックスのフォーカス位置を制御する場合には,この指定を「オフ」にしてください。また,フィールドボックスが複数指定されている画面では,フィールドボックスごとに,カーソル項目を定義してください。

カーソル・フォーカス制御項目

フォーカス定数またはカーソル定数を格納する項目のデータ名を指定します。

・入力データ名,出力データ名

入力データ名は,カーソル・フォーカスが位置づいている位置をAPが受け取る項目のデータ名です。

出力データ名は,カーソル・フォーカスを位置づける位置をAPが渡す項目のデータ名です。

データ項目のデータ名を次の規則に従って指定します。

  • 指定できる文字数は,接頭語(マップ名)を含めて29文字以内です。このため,ドローセットアップの[マップ名の長さ]の設定が「7」の場合は21文字以内,「6」の場合は22文字以内となります。全角文字は2文字分として数えます。ただし,データ名の先頭および末尾の全角文字は,4文字分として数えます。また,全角文字と半角文字が混在する場合,半角文字の直前の全角文字は,4文字分として数えます。

  • 指定できる文字種は,COBOLの場合は「A〜Z」「0〜9」「-(ハイフン)」「大文字の半角カナ」「全角(混在)」です。

    Cの場合は「A〜Z」「a〜z」「0〜9」「_(アンダースコア)」です。

カーソル制御項目

カーソル位置を制御する方法と,カーソル位置の情報を格納する項目のデータ名を指定します。

・論理カーソル/行列(2進)カーソル/行列(10進)カーソル
  • 「論理カーソル」は,カーソル位置をカーソル定数で制御する通常の制御方法です。

    カーソル定数はXMAP3が生成するため,画面のオブジェクトの位置を変更してもAPを変更する必要はありません。

  • 「行列(2進)カーソル」は,カーソル位置を2進数の行列位置で制御します。行列での制御を必要とする場合に使います。

    画面のフィールドの位置を変更した場合,APの設定値も合わせて変更する必要があります。

  • 「行列(10進)カーソル」は,カーソル位置を10進数の行列位置で制御します。行列での制御を必要とする場合に使います。

    画面のフィールドの位置を変更した場合,APの設定値も合わせて変更する必要があります。

・入力データ名,出力データ名

入力データ名は,カーソルが位置づいている位置をAPが受け取る項目のデータ名です。

出力データ名は,カーソルを位置づける位置をAPが渡す項目のデータ名です。

データ項目のデータ名を次の規則に従って指定します。

  • 指定できる文字数は,接頭語(マップ名)を含めて29文字以内です。このため,ドローセットアップの[マップ名の長さ]の設定が「7」の場合は21文字以内,「6」の場合は22文字以内となります。全角文字は2文字分として数えます。ただし,データ名の先頭および末尾の全角文字は,4文字分として数えます。また,全角文字と半角文字が混在する場合,半角文字の直前の全角文字は,4文字分として数えます。

  • 指定できる文字種は,COBOLの場合は「A〜Z」「0〜9」「-(ハイフン)」「大文字の半角カナ」「全角(混在)」です。

    Cの場合は「A〜Z」「a〜z」「0〜9」「_(アンダースコア)」です。

フォーカス制御項目

フォーカス定数を格納する項目のデータ名を指定します。

・入力データ名,出力データ名

入力データ名は,フォーカスが位置づいている位置をAPが受け取る項目のデータ名です。

出力データ名は,フォーカスを位置づける位置をAPが渡す項目のデータ名です。

データ項目のデータ名を次の規則に従って指定します。

  • 指定できる文字数は,接頭語(マップ名)を含めて29文字以内です。このため,ドローセットアップの[マップ名の長さ]の設定が「7」の場合は21文字以内,「6」の場合は22文字以内となります。全角文字は2文字分として数えます。ただし,データ名の先頭および末尾の全角文字は,4文字分として数えます。また,全角文字と半角文字が混在する場合,半角文字の直前の全角文字は,4文字分として数えます。

  • 指定できる文字種は,COBOLの場合は「A〜Z」「0〜9」「-(ハイフン)」「大文字の半角カナ」「全角(混在)」です。

    Cの場合は「A〜Z」「a〜z」「0〜9」「_(アンダースコア)」です。

[標準に戻す]ボタン

このダイアログでのすべての設定内容をXMAP3の標準値に戻します。