11.10.2 ドローの操作
- 〈この項の構成〉
(1) 設定方法
テスト印刷の印刷先の設定方法を次に示します。
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帳票レイアウトでメニューの[ツール]−[印刷先の設定]を選択する。
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Windowsで「通常使うプリンタ」に設定しているプリンタに印刷する場合
「標準プリンタ」を選びます。この場合,表示・印刷セットアップのユーザ設定値は無効になり,XMAP3の標準の設定値が適用されます。
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表示・印刷セットアップの指定に従って印刷する場合
帳票に合った仮想端末名(書式オーバレイの場合はサービス名)を,リストから選ぶか直接入力して指定します。
仮想端末名は8字以内の半角文字,サービス名は14字以内の半角文字で入力してください。入力した内容は15個までリストに追加され,ドローを終了するまで記憶されます。
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印刷先の設定ダイアログで表示される仮想端末名の候補から,印刷したいプリンタ用の仮想端末名を選択する。
候補にない場合は,キー入力してください。
また,プリンタは,あらかじめ,XMAP3実行環境の表示・印刷セットアップ(プリンタ構成ファイル:X3PPINF)の[プリンタ]タブで設定してください。なお,PDFファイル出力の印刷モードを設定した仮想端末名を選択することで,PDFファイルへも出力できます。
設定した印刷先は帳票種別ごとに保存され,次回以降にドローを起動したときにも有効になります。このため,次回に同じ種別の帳票を同じプリンタにテスト印刷する場合は,手順1.〜2.を省略できます。
ただし,入力した仮想端末名やサービス名は,印刷先として指定したもの以外は保存されません。
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ツールバーの[テスト印刷]/[印刷プレビュー]ボタン,または[ツール]−[テスト印刷]/[印刷プレビュー]を選択する。
テスト印刷を実行するときの印刷先の指定に,表示・印刷セットアップで「PDFファイル出力:網掛け/グラフィック/書式用」 の印刷モードを設定している仮想端末名を指定すると,PDFファイルへテスト出力されます。
PDFファイルは表示・印刷セットアップで指定したパスへ出力されます。
PDFファイルのファイル名には,印刷ドキュメント名が使用されます。APまたはドローから印刷ドキュメント名を指定しておいてください。特に指定しない場合は,物理マップ名がPDFファイル名になります。
レイアウトがかすれる場合は,[ズームイン]ボタンで表示を100%にしてください。
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テスト印刷終了後,ドローを終了する。
マージンの設定によってレイアウト領域が用紙サイズからはみ出す場合,機種によってはハードマージンが異なるため,実際のはみ出し方とは異なることがあります。
テスト印刷では,可変オブジェクトに仮のデータが設定されるので,テスト印刷の結果とドローのレイアウト上ではオブジェクトの表示が異なる場合があります。
- 注
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次の場合にも印刷先の設定は継承されます。
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ドローを再起動した場合
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このバージョン(VV-RR-/S)のXMAP3を上書きインストールをした場合
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このバージョン(VV-RR-/S)のXMAP3をアンインストールし,再度,インストールした場合
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