3.5.3 印刷枚数を動的に変更するための設定
定義対象「網掛け/グラフィック帳票」だけの設定項目です。
印刷枚数の動的変更として,APからの印刷枚数の制御を指定できます。印刷枚数の制御とは,APで帳票を印刷するときの出力論理マップ中に,印刷枚数を指定すると,1回の印刷要求で同一帳票を複数枚印刷できる機能です。標準設定では1回の印刷要求での印刷枚数は1枚です。印刷枚数を制御するには,[コピー枚数動的変更のデータ名]ダイアログで標準設定を変更します。
(1) 印刷枚数を制御する
AP実行時に,印刷枚数の制御を指定できます。APで,同一印刷帳票の印刷枚数を制御したい場合には,この指定をしてください。この指定によって,印刷枚数制御用の制御項目が論理マップ中に展開されます。標準設定では論理マップ中には印刷枚数制御用の制御項目は展開されず,APでの印刷枚数制御はできません。
[コピー枚数の動的変更]ダイアログの[アプリケーションでの印刷枚数指定領域の生成」チェックボタンを選択状態にし,[OK]ボタンをクリックすると変更できます。
(2) APから印刷枚数を指示する項目のデータ名を変更する
印刷枚数を制御する場合,印刷枚数を制御するための論理マップ制御項目のデータ名を変更できます。標準設定では「マップ名-COPIESO」が仮定されるので,AP作成に関して一連の名称規則がある場合など,必要であれば変更してください。
印刷枚数の動的変更の「データ名」で,変更したい名称を入力し,[OK]ボタンをクリックして変更します。
なお,データ名設定には次の制限があるため,この範囲内で設定してください。
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「運用管理者の設定」でマップ名の長さを6文字に設定している場合,変更できるデータ名は22文字以内
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「運用管理者の設定」でマップ名の長さを7文字に設定している場合,変更できるデータ名は21文字以内
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指定できる文字は,漢字※,英数字(英小文字可),半角カタカナ(ァやャなどのかたかなの小文字は除く)※,ハイフン※,アンダーバー(C言語の場合)
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ハイフンとアンダーバーとの重複はできない
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ほかのデータ名との重複はできない
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全角文字は2文字分として数える
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データ名の先頭の全角文字は4文字分として数える
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データ名の末尾の全角文字は4文字分として数える
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全角文字と半角文字が混在する場合,半角文字の直前の全角文字は4文字分として数える
- 注※
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COBOLの場合だけ指定できます。