画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発ガイド


11.10.3 印刷時の注意

〈この項の構成〉

(1) シリアルインパクトプリンタ用の帳票をページプリンタで出力する

ドローでシリアルインパクトプリンタ用に定義した帳票を,XMAP3実行環境の表示・印刷セットアップ(表示・印刷環境ファイル:X3PCONF)の[プリンタ]タブの「印刷モード」にページプリンタを設定したプリンタで印刷する場合,次の点に注意が必要です。

(2) ページプリンタ用の帳票をシリアルインパクトプリンタで出力する

ドローでページプリンタ用に定義した帳票を,XMAP3実行環境の表示・印刷セットアップ(プリンタ構成ファイル:X3PPINF)ダイアログの[プリンタ]タブの「印刷モード」にシリアルインパクトプリンタを設定したプリンタで印刷する場合,次の点に注意が必要です。

(3) カラー文字を使用している帳票を出力する

カラー文字を使用している帳票を印刷するときの注意事項を次に示します。

(4) バーコードを使用している帳票を出力する

テスト印刷の場合,出力バーコード(可変長)および連結出力バーコードは定義した長さで印刷されません。この場合,定義した長さに関係なく,各バーコードに固定長のフィールドデータ「0」を設定して出力します。

各バーコードで設定するフィールドデータの長さ(桁数)を次に示します。

(5) PDFファイルへ出力する

テスト印刷で指定する仮想端末名の印刷モードが,PDFファイル出力の場合,XMAP3実行環境の表示・印刷環境ファイルで指定したPDFファイル出力先へ出力されます。このとき,PDFファイルはマップ単位で出力されます。複数のマップを一つのPDFファイルにまとめることはできません。

(6) UNIX用の帳票をテスト印刷する

PostScriptプリンタへ印刷する場合,PDLの仕様によって,プレプリント帳票,グラフィック帳票,書式オーバレイでの重ね印刷ができません。項目の配置を変えた帳票とするか,出力するプリンタを変更する必要があります。

テスト印刷に使用したWindowsマシンのプリンタとUNIXマシンで使用するプリンタのPDLが異なる場合,印刷結果には次のような違いがあります。

また,WindowsマシンのプリンタとUNIXマシンのプリンタのdpiの数値が異なるので,印刷される帳票の大きさや,文字およびけい線の太さが異なる場合があります。印刷時は実際にUNIXマシンから印刷を行い,印字文字のスタイルやけい線など印刷結果をご確認されることをお勧めします。