11.9 カーソルキーでのオブジェクトの移動
プレプリント帳票,グラフィック帳票,および書式オーバレイでは,カーソルキーを使用したオブジェクトの移動ができます。また,カーソルキーでは,グループ化したオブジェクトの移動や,フレームの中間枠を選択して,繰り返し間隔を変更する操作もできます。
ただし,下敷きなど,オブジェクトが帳票上にない場合や,フレームとグループ化したオブジェクトと重なっている場合は,オブジェクトの移動はできません。
カーソルキーでのオブジェクトの移動は,ます目配置の場合でも,自由配置の場合でもできます。
カーソルキーでのオブジェクトの移動量と,移動操作での注意点を次に示します。
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オブジェクトの移動量
オブジェクトの移動量は,ます目配置の場合と自由配置の場合とで異なります。また,オブジェクトはカーソルキーを押し続けている間移動します。
- ます目配置の場合:
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1行または1桁移動します。
- 自由配置の場合:
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レイアウトの表示上で1ドット移動します。なお,論理的に1ドット移動するためには,レイアウトを最大表示にした状態から1段階縮小した状態で操作する必要があります。
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操作での注意点
オブジェクトの移動時の注意点を次に示します。
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フレーム上に配置できるオブジェクトを移動する場合,オブジェクトの位置によっては,フレーム上に繰り返されたり,繰り返しがなくなったりすることがあります。
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オブジェクトを選択した状態で拡大表示をした場合,オブジェクトが画面の外に出て見えにくくなることがありますが,この状態でもオブジェクトは移動できます。ただし,画面内に表示するには移動量が多くなります。
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カーソルキーとそのほかのキーを同時に押した場合,カーソルキーだけが有効となります。ただし,カーソルキーと同時に押して問題ないキーは,[Ctrl]キーおよび[Shift]キーだけです。そのほかのキーについては動作が不定となるので,オブジェクトを移動するときには,カーソルキー以外のキーを押さないようにしてください。
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