画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発ガイド


11.4.2 グラフィック帳票の機能

XMAP3で作成するグラフィック帳票の機能を次の表に示します。

表11‒72 グラフィック帳票の機能

項目

機能

用紙サイズ

A5/A4/A3/B5/B4/フリー,用紙向き(縦/横)

グリッドサイズ

最大255列×127行

文字サイズ

5/7/9/12/14ポイント※1

マージン

範囲:0〜50.0mm※2

文字の拡大

全角/半角,標準/平体/長体/倍角

書体※3/強調

標準,明朝,ゴシック/太字,斜体,太字&斜体

基準ます目

10CPI/6LPI/12CPI/6LPI/15CPI/6LPI/15CPI/8LPI/自由な設定

行の間隔

3/4/6/8/10/12LPI

文字の間隔

0〜7ポイント

文字色※4

黒/白/赤/緑/青/紫/空/黄

オブジェクト

固定フィールド(日本語/英数)

出力フィールド(日本語/英数/数字)

予約フィールド※5

出力日付/出力時刻フィールド

フレーム(縦繰り返し/横繰り返し)

デリミタ線

表けい線の枠(見出しあり/見出しなし)

けい線の繰り返し:縦(自動間隔),横(1行/2行/自動間隔)

けい線(縦,横,斜線,線種:実線/破線/点線/一点鎖線/二点鎖線/二重線,線幅:細線/中線/太線/極太線)

矩形(ラウンドコーナ(大/標準/小)あり,線種:実線/破線/点線/一点鎖線/二点鎖線/二重線,線幅:細線/中線/太線/極太線)

円(線種:実線/破線/点線/一点鎖線/二点鎖線/二重線,

線幅:細線/中線/太線/極太線,網掛け)

円弧(角度:大/中/小,線種:実線/破線/点線/一点鎖線/二点鎖線/二重線※6,線幅:細線/中線/太線/極太線)

網掛け(ラウンドコーナあり/なし,網掛けの繰り返し,枠あり/なし,斜けい線,網掛け:極薄網掛け/薄い網掛け/標準網掛け/濃い網掛け/極濃網掛け/薄い格子/標準格子/薄い右下/標準右下/薄い左下/標準左下/薄い縦線/標準縦線/薄い横線/標準横線)

出力/固定バーコード(JAN8,JAN13,CODE39,ITF(6),ITF(14),ITF(16),NW-7,カスタマ)

連結出力バーコード(GS1-128)

固定/出力グラフィック※7

出力OCR

論理マップ

ピクチャ編集

その他

マルチコピー,動的変更(表示属性/けい線)

注※1

標準の文字サイズは基準ます目(10,12CPIの場合:9ポイント,15CPIの場合:7ポイント)によって変わります。

また,表記している文字サイズと帳票に出力される文字サイズは,やや異なります。帳票に出力される文字サイズは次のようになります。

 表記上5ポイント:4.8ポイント相当

 表記上7ポイント:7.2ポイント相当

 表記上9ポイント:9.6ポイント相当

 表記上12ポイント:12ポイント(差なし)

 表記上14ポイント:14.4ポイント相当

注※2

プリンタのハードマージンより小さい値を指定した場合,ハードマージンが仮定されます。ただし,PDFファイル出力時には,ハードマージンがないため,指定したマージン値がそのまま有効になります。

注※3

XMAP3印刷拡張機能を使用すると,印刷拡張セットアップを使って,標準/明朝/ゴシックの書体に対する出力時のフォントを,それぞれ任意のフォントに変更できます。

注※4

文字色を設定できるオブジェクトは,固定フィールド,出力フィールド,出力日付/時刻フィールド,予約フィールド,および出力OCRです。また,文字色を設定した場合,次のことに注意してください。

・カラー文字は,GDIモードのカラープリンタを使用した場合,またはPDFファイル出力した場合に有効になります。GDIモードのモノクロプリンタを使用した場合,黒以外のカラー文字はプリンタドライバの仕様に従って印字されるため,期待どおりの結果とならない場合があります。なお,LIPSの場合は,文字色は黒で固定となります。

・バーコード中のデータ文字は,カラー文字の対象外となります。

・カラー文字は,Windowsマシンに接続したプリンタだけで印刷できます。

注※5

予約フィールドを定義した帳票は,OLTPサーバ構成の環境で使用できます。

注※6

二重線の場合は,線幅は固定となり,線の太さは設定できません。

注※7

カラーグラフィックのカラー印刷は,印刷モードをGDIにしてカラープリンタに出力するとき,またはPDFファイル出力のときにできます。