9.6 カーソル
カーソルが位置づいているオブジェクトは,ユーザが操作できる状態になっています。オブジェクトに対する操作は,必ずマウス,またはキーボードでカーソルを位置づけたあとで行います。
(3) 初期カーソルのAPからの設定
カーソル定数という値を論理マップに代入すると,初期カーソルを位置づけるオブジェクトをAPから設定できます。これらの値が設定されていないと,ドローで定義した初期カーソルの指定が採用されます。カーソル定数についてはマニュアル「XMAP3 プログラミングガイド」を参照してください。
(4) オブジェクトの遷移条件
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手動スキップ・右寄せ
入力データが桁数に満たない場合,[Tab]キーで次の入力できる領域にカーソルを移動すると,入力データが右寄せで表示されます。
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手動スキップ・全桁必須
一文字でも入力した場合,桁数いっぱいに入力しなければ入力エラーになり,[Tab]キーでのカーソル移動ができなくなります。
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手動スキップ
桁数いっぱいまで入力し,[Tab]キーを押すとカーソルが次の入力できる領域に移動します。桁数を超えるデータを入力するとエラーになります。
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自動スキップ
桁数いっぱいまで入力すると,カーソルが次の入力できる領域に自動的に移動します。