8.9 テスト表示
GUI画面の設計が終了したら,実行時の表示状態を確認するためにテスト表示をします。テスト表示は,XMAP3の実行製品がインストールされている場合に使用できます。テスト表示をするときは,[ツール]メニューの[テスト表示]を選ぶか,ツールバーから[テスト表示]ボタンを選びます。
テスト表示では,グラフィックデータの表示,ポップアップメニューファイルから読み込んだポップアップメニューの表示,データの入力,ボタンのオン/オフ選択およびフォーカスの移動などが確認できます。
テスト表示では,画面確定を容易にするために,正しい入力や操作をしないと画面が確定できないような属性を無効にしています。このため,テスト表示では,実際のAPでの実行結果と動作が異なることがあります。無効となる属性について,次の表に示します。
オブジェクト |
表示属性 |
---|---|
入出力テキスト/フィールド |
詳細目的※1 |
遷移条件※2 |
|
入力必須 |
|
入出力日付・時刻テキスト/フィールド |
遷移条件※2 |
入力必須 |
|
ポップアップ |
遷移条件※2 |
入力/選択必須 |
|
コンボボックス |
遷移条件※2 |
スピンボックス |
|
ラジオボタン |
選択必須 |
リストボックス |
なお,予約テキスト・フィールドは「X」(項目長分だけXで埋められた形式)で表示されます。また,次画面の機能をテスト表示することはできません。
- 注意事項
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出力グラフィックで作成したグラフィックデータは,XMAP3が標準で提供しているデータしか,テスト表示できません。
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ポップアップメニューファイルから読み込んだポップアップメニューを表示したい場合は,ドローの定義画面で,ファイルの初期値にファイル名を指定し,かつポップアップメニューファイルを用意しておく必要があります。
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UNIX用のGUI画面を定義するときは,XMAP3実行環境の表示・印刷環境ファイルで,「オブジェクトの外観」を「3D表示」にしてください。テスト表示のときに,構成要素がUNIXのMotifに近い外観になります。