画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発ガイド


8.5.15 セパレータ

セパレータは,配置したオブジェクトの間を区切るときに使用します。縦方向または横方向に1本の線を引きます。

セパレータは,APとのインタフェースを持ちません。そのため,セパレータを追加,修正,または削除してもAPに影響はありません。また,セパレータはグループボックス中に引いたり,ボックスを通過して引いたりすることはできません。

〈この項の構成〉

(1) 設定できる項目

セパレータの項目と設定できる値を次の表に示します。

表8‒35 セパレータの項目と設定できる値

項目

動的変更

設定できる値

縦セパレータ

横セパレータ

縦セパレータ

横セパレータ

線の位置

左,中央,右

上,中央,下

線の種類

実線,凹型,凸型,点線,破線

実線,凹型,凸型,点線,破線

(凡例)

−:動的変更できない。

(2) セパレータの種類

セパレータの種類を次に示します。

(a) 凹型

立体的な影が付いて,周りよりも一段低くなっているような線が引けます。3D画面で表示できます。2D画面では立体的に表示しないで,平面的な実線として表示します。

(b) 凸型

立体的な影が付いて,周りよりも一段高くなっているような線が引けます。3D画面で表示できます。2D画面では立体的に表示しないで,平面的な実線として表示します。

(c) 実線/点線/破線

3D画面および2D画面で表示できます。

(3) セパレータの位置

セパレータの位置は縦線の場合はますの「右/中央/左」,横線の場合は「上/中央/下」から選べます。これらは縦(または横)セパレータダイアログで設定します。また,横方向のセパレータの開始位置,および終了位置と同じ領域には,テキストやボタンを配置できます。

(a) 線の位置

[図データ]