画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発ガイド


8.2.5 オブジェクトの転送モード

転送モードでは,入出力テキストや入出力フィールドおよびボタンを選ばれた状態(例えば,データが入力されている状態や,ボタンが選択されている状態)にしておけます。

転送モードには,転送状態と,非転送状態があります。転送状態にしておくと,ユーザがデータを入力しないで画面確定を成立させた場合でも,画面に表示されているデータが無条件にAPへ渡ります。このとき,オブジェクトに初期値が設定されていると,初期値がAPに渡ります。非転送状態にしておくと,ユーザがデータを入力しないで画面確定を成立させた場合,オブジェクトに初期値が設定されていても,APへは何も渡りません。

図8‒11 転送モード

[図データ]