画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発ガイド


5.3.1 データ名編集ダイアログの機能

データ名編集ダイアログは,ドローの[属性]−[データ名]メニューで表示します。データ名編集ダイアログには,論理マップに展開されるデータ名および生成元のオブジェクトでの定義内容の一覧が表示されます。このダイアログ上でデータ名を変更したり,論理マップ生成順を指定したりできます。

データ名編集ダイアログを次の図に示します。

図5‒1 データ名編集ダイアログ

[図データ]

〈この項の構成〉

(1) データ名編集ダイアログの説明

データ名編集ダイアログの表示内容およびボタンについて,次の表に示します。表の項番は,図5-1の番号と対応しています。

表5‒3 データ名編集ダイアログの説明

項番

各部名称

機能

1

タイトルバー

ダイアログのタイトルとマップ名を表示する。

2

99999/99999項目

「選択されている項目の番号/項目の総数」を表示する。

3

検索と置換...

検索と置換ダイアログを表示する。

4

変更個所へ

カーソルをデータ名が変更された項目に移動し選択する。

5

先頭へ

カーソルを先頭の項目に移動し選択する。

6

最後へ

カーソルを最後の項目に移動し選択する。

7

位置順にソート

論理マップ生成時のデータ名の展開順を指定する。

ボタンをクリックした場合:

データ名がレイアウト上の位置順に表示される。

初期表示は,ドローセットアップで設定した値。データ名編集ダイアログで変更すると,データ名はダイアログでの指定に従って並べ替えられる。

8

移動元・移動先

項目を移動するとき,移動元・移動先の項目番号を表示する。

9

データ名

データ名一覧で選択したデータ名を表示する。データ名はここで変更する。

10

コメント

データ名一覧で選択したデータ名にコメントがある場合,そのコメントを表示する。コメントはここで変更する。

表5‒4 データ名一覧に表示される情報

項番

タイトル

機能

11

C

チェックマークを表示する。

—:書き込み禁止を示す

*:データ名は変更されていることを示す

L

論理マップ展開レベル

論理マップに展開されたときのデータ項目のレベル。項目を移動する場合,移動元と移動先の論理マップ展開レベルは同じでなければならない。

12

データ名に対応するオブジェクトの位置(行)を示す。

13

データ名に対応するオブジェクトの位置(列)を示す。

14

OBJ

データ名に対応するオブジェクトの種類を示す。

15

区分

データ名に対応するオブジェクトの細分類を示す。

16

使用目的

データ名に対応するオブジェクトの使用目的を示す。

17

データ名

接頭語および接尾語を除いたデータ名を示す。

18

コメント

データ名に対応するオブジェクトのコメントを示す。

注※

データ名編集ダイアログを表示している間に変更したデータ名にだけ付きます。ダイアログを閉じると,すべてリセットされます。