画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発ガイド


4.5.4 基本手順

新しく画面や帳票のレイアウトを定義するときの,基本手順を次に示します。ここでは,GUI画面のレイアウトの定義を例に基本手順について説明します。

  1. XMAP3を起動します。

    Windowsの[スタート]にあるプログラム一覧の[XMAP3]−[XMAP3 Developer]−[ドロー]を選びます。

    「新規・更新選択」ダイアログボックスが表示されます。

  2. レイアウトを定義する前に定義対象を選択します。

    「画面・帳票・書式を新規作成する」を選び,「対象」を選びます。

    なお,対象から[マップ][パターン][部品]が選ベますが,ここでは,[マップ]を選びます。

    [図データ]

  3. 次に,[マップ名][定義対象の選択][パターンの選択]を設定します。

    レイアウトに付ける名称(マップ名)を設定したあとで,[定義対象の選択]から作成したい画面,帳票,または書式の種類を選択します。次に,[パターンの選択]から作成したい画面,帳票,または書式のパターンを選択します。

    [図データ]

    ドローセットアップ情報フォルダの指定が有効かどうかによって手順が異なります。

    • ドローセットアップ情報フォルダの指定が有効で,[ドローで指定する]を選択している場合

      [OK]ボタンをクリックすると,ドローセットアップ情報のフォルダを指定するダイアログが表示されます。フォルダを指定すると,そのフォルダにあるセットアップ情報が読み込まれ,レイアウトが表示されます。

    • ドローセットアップ情報フォルダの指定が有効で,[マップ名で仮定する]を選択している場合

      [OK]ボタンをクリックすると,マップ名のフォルダにあるセットアップ情報が読み込まれ,レイアウトが表示されます。

    • ドローセットアップ情報フォルダの指定が無効な場合

      XMAP3インストールフォルダ\BINにあるセットアップ情報が読み込まれ,レイアウトが表示されます。

  4. レイアウトを定義します。

    ツールボックスのボタンから配置したいオブジェクトを選び,画面,帳票,または書式のレイアウトを定義します。定義したオブジェクトに詳細な設定をしたい場合は,ダイアログボックスを表示して設定します。

    また,操作方法や内容がわからないとき,またはレイアウト定義のヒントを知りたいときなどには,ヘルプを参照してください。

    [図データ]

  5. 定義内容を確認します。

    テスト表示をして,レイアウトを確認します。画面を実際に表示して,目的のレイアウトが定義されているかどうかを確認してください。なお,帳票の場合は,テスト印刷を利用して帳票をプリンタに出力すると,レイアウトの確認ができます。

    テスト表示とテスト印刷は,XMAP3実行環境がインストールされている場合に使用できます。

    [図データ]

    また,レイアウト定義から生成される論理マップを表示して,内容を確認します。

    [図データ]

  6. レイアウト定義を終了します。

    レイアウトをマップ定義ファイルに保存して,レイアウト定義を終了します。このとき,論理マップと物理マップ(書式の場合は,書式イメージファイル,行制御データファイル)が自動的に生成されます。

    [図データ]