画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発ガイド


4.1 マップとは

XMAP3では画面や帳票のフォーマット情報をマップと呼ばれる入れ物に保管します。マップは,APと別に作成します。XMAP3のAPは,作成したマップを入出力して業務を実行します。

マップには,画面や帳票のレイアウト情報を格納するマップ(定義体)と,APに渡すデータやAPから受け取るデータを格納するマップ(論理マップ)があります。

マップは,ドローでレイアウトを定義して保存すると,自動的に生成されます。生成されたマップは,APに取り込んだり,実行環境に配置したりして使用します。なお,実行環境がOpenTP1を利用したOLTP構成でXMAP3をサーバとして利用する場合,Windows x64版XMAP3 Server Runtimeは利用できません。

XMAP3のAP開発とマップの関係を次の図に示します。

図4‒1 XMAP3のAP開発とマップの関係

[図データ]