1.5.2 C/S構成
C/S構成とは,クライアントとサーバで通信して業務を実行するシステム構成です。
OpenTP1と連携して,大規模OLTPシステムも構築できます。詳細については,「1.5.3 OLTP構成」を参照してください。
C/S構成では,クライアントにAPを配布する必要はありません。
- 注意事項
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Windowsの共有環境(ユーザの簡易切り替え機能)を利用する場合は,C/S構成での運用はできません。
そのほか,次のC/S構成が利用できます。
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1台のサーバマシンに複数のXMAP3サーバを起動するC/S構成
業務ごとにXMAP3サーバを分けて管理する場合の構成
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クライアントから起動するサーバAPを共用するC/S構成
複数のクライアントをサーバに接続して共通の業務を実行する場合の構成
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クライアントから起動するサーバAPが異なるC/S構成
複数のクライアントをサーバに接続して,クライアントごとに別々の業務を実行する場合や,1クライアントで複数の業務を実行する場合の構成
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サーバAPから出力先プリンタを指定するC/S構成
サーバにあるAPから出力先プリンタを指定する場合の構成
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サーバが2台以上のC/S構成
クライアントから複数のサーバに対して接続する場合の構成
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1台のマシン上にXMAP3サーバを複数起動するC/S構成
1台のサーバマシン上にある複数のXMAP3サーバで,異なるAPを実行する場合の構成
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XMAP3プリントサーバを利用するC/S構成
XMAP3をWindowsサービスで起動して,XMAP3プリントサーバとして無人運転する場合の構成です。
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1台のWindowsマシンで複数のXMAP3クライアントをサーバに接続するC/S構成
1台のWindowsマシンで複数のXMAP3クライアントを起動し,それぞれが複数のXMAP3サーバのAPを実行する場合の構成