GUI画面の例題プログラムを例に,COBOL2002のコンパイル手順について説明します。帳票の例題アプリケーションプログラムのコンパイルは,GUI画面の例題プログラムと同じ操作でコンパイルできます。
- COBOL開発マネージャウィンドウを表示させます。
![[図データ]](figure/sc12s010.gif)
- メニューバーの[プロジェクトマスタ]-[新規作成]を選択します。
[プロジェクトマスタの作成]ダイアログが表示されます。
- プロジェクトマスタ名,およびプロジェクトマスタフォルダ名を入力します。
![[図データ]](figure/sc12s020.gif)
- [完了]ボタンを選びます。
[プロジェクトの作成]ダイアログが表示されます。
- プロジェクト名を入力します。
また,「プロジェクトフォルダと作業フォルダを同一にする。」のチェックボタンをオンにします。
![[図データ]](figure/sc12s030.gif)
- [OK]ボタンを選びます。
[プロジェクトの追加]ダイアログが表示されます。
- 「実行形式プログラム」を選び,[次へ]ボタンを選びます。
![[図データ]](figure/sc12s040.gif)
- プロジェクトの種類に[System指定メインプログラム]を選び,[次へ]ボタンを選びます。
![[図データ]](figure/sc12s050.gif)
- 実行可能ファイル名「jyutugc.exe」を入力したあと,[次へ]ボタンを選びます。
![[図データ]](figure/sc12s060.gif)
注
- CUI画面の場合
実行可能ファイル名「jyutucc.exe」を入力してください。
- 帳票の場合
実行可能ファイル名「jyutupc.exe」を入力してください。
- 書式オーバレイの場合
実行可能ファイル名「jyutufc.exe」を入力してください。
- プログラムのソースファイル名「JYUTUGC.cbl」を入力したあと,[完了]ボタンを選びます。
![[図データ]](figure/sc12s070.gif)
COBOL開発マネージャウィンドウに戻り,実行可能ファイル名,COBOLソースファイル,および依存ファイルのフォルダが表示されます。
![[図データ]](figure/sc12s080.gif)
- メニューバーの[プロジェクト]-[ソースファイルの追加]を選択し,マップ定義ファイル「JYU1GC.imp」を追加します。
![[図データ]](figure/sc12s090.gif)
COBOL2002の「登録集原文」を入力するダイアログが表示されます。ドローで生成された入力論理マップ「JYU1GCI.cbl」および出力論理マップ「JYU1GCO.cbl」を指定します。
注
- CUI画面の場合
マップ定義ファイル名「JYU1CC.imp」,入力論理マップ「JYU1CCI.cbl」および出力論理マップ「JYU1CCO.cbl」を指定します。
- 帳票の場合
マップ定義ファイル名「JYU1PC.imp」,出力論理マップ「JYU1PCO.cbl」を入力します。さらに「ファイル名」に「JYU1PCI.cbl」と入力します。
補足説明
「JYU1PCI.cbl」は,実際には参照されないファイルですが,COBOL2002との連携のために指定します。
- 書式オーバレイの場合
この操作は必要ありません。
![[図データ]](figure/sc12s100.gif)
コンパイラオプションに「-Comp5」が追加された旨のメッセージが表示されます。
- メニューバーの[プロジェクト]-[プロジェクトの設定]を選びます。
[プロジェクト設定]ダイアログが表示されます。
- コンパイラオプションを設定します。
[その他]タブを選び,「-JPN,Alnum」を設定します。
![[図データ]](figure/sc12s110.gif)
注
- CUI画面の場合
[その他]タブを選び,「-JPN,Alnum」を設定します。
- 帳票の場合
[その他]タブを選び,「-JPN,Alnum」を設定します。
- 書式オーバレイの場合
[製品連携]タブを選び,「-XMAP,LinePrint」を設定します。
- [環境変数]タブから環境変数CBLLIBに,論理マップや動的変更テーブルが格納されているフォルダ(XMAP3インストールフォルダ¥INCLUDE)を設定します。
![[図データ]](figure/sc12s120.gif)
注
- 動的変更テーブルなどのアプリケーションプログラムで使う登録集原文を,別フォルダに格納している場合だけ設定してください。
- 書式オーバレイの場合,この操作は必要ありません。
- メニューバーの[ビルド]-[ビルド]を選びます。
![[図データ]](figure/sc12s130.gif)
ビルドが完了すると,メッセージが表示されます。
エラーメッセージが表示された場合は,表示されたメッセージを基にデバッグをしてください。エラー内容については,COBOL2002,およびXMAP3のヘルプを参照してください。