受注データ入力プログラムは,入力画面をGUI画面とCUI画面の2種類の画面で作成できます。
GUI画面とは,キーボード入力のほかに,画面上のボタンやメニューをマウスで選んでデータを入力できる画面です。マウスを使って操作するので,キーボード操作に慣れていない人に向いています。また,GUI画面は視覚的にわかりやすいので,不特定多数の人が利用する画面に適しています。
CUI画面とは,キーボードからデータを入力する画面です。主に,データを,データに割り当てられているコード(例:商品コード)で入力するので,顧客に対して早い対応が求められたり,大量のデータを短時間に入力する必要があったりするデータエントリ業務に向いています。また,すでにCUI画面の操作に慣れているようなケース,つまりメインフレームやオフィスコンピュータから移行したシステムの業務にも適しています。
GUI画面とCUI画面では,作成方法が違います。GUI画面を作成する場合は,「5. GUI画面を作成しましょう」を,CUI画面を作成する場合は,「6. CUI画面を作成しましょう」を参照してください。
次に,受注データ入力プログラムの仕様について,利用する画面別に説明します。