付録A.5 実行環境のセットアップに関してこんな機能が使えます

実行環境のセットアップには,表示・印刷セットアップを使用します。

機能1 制御キーを変更する
画面操作時に使用する制御キーの動作を,表示・印刷セットアップの[キー割当]タブで変更できます。例えば,[Ctrl],[Tab],[Enter]をほかのキーに割り当てることができます。詳細については,マニュアル「XMAP3 実行ガイド」を参照してください。
機能2 画面の表示色,または帳票の印刷色を調整する
XMAP3の画面で使用する文字色(またはラベル色)および背景色や,グラフィック帳票で使用する印刷色の定義は変更しないで,外部から動的に調整できます。変更したい色は,任意のRGB値で指定します。画面で使用する色を変更したい場合は,表示・印刷セットアップの[表示色]タブで設定してください。グラフィック帳票で使用する印刷色を変更したい場合は,表示・印刷セットアップの[印刷色]タブで設定してください。
詳細については,マニュアル「XMAP3 実行ガイド」を参照してください。
機能3 画面の表示文字を調整する
XMAP3の画面に表示する文字の書体やサイズは,表示・印刷セットアップで標準で割り当てられている設定を変更して表示することもできます。変更したい場合は,表示・印刷セットアップの[表示文字]タブで設定してください。詳細については,マニュアル「XMAP3 実行ガイド」を参照してください。
機能4 プリンタの特性を生かして柔軟に印刷する
XMAP3では,出力対象のプリンタの特性に合わせて,次に示す設定ができます。
  • シリアルインパクトプリンタ(ESC/Pスルーモード)
    ミリ・ドット単位で紙送りを設定
  • レーザープリンタ(LIPSスルーモード)
    印刷データ量を削減する設定
変更したい場合は,表示・印刷セットアップの[プリンタ]タブの「印刷モード」で設定します。使用しているプリンタに適した印刷モードに変更してください。
詳細については,マニュアル「XMAP3 実行ガイド」を参照してください。
機能5 プリンタの種類を変更,または帳票をPDFファイルに出力する
プリンタ機種を変更する場合に,プリンタ出力で適用する印刷モードを設定できます。さらに,PDFファイルに出力することもできます。
表示・印刷セットアップの[プリンタ]タブで,出力先ごとに印刷モードを設定します。
詳細については,マニュアル「XMAP3 実行ガイド」を参照してください。
機能6 帳票をPDFファイルに出力後,任意のアプリケーションプログラムを自動的に起動する
XMAP3では,帳票をPDFファイルに出力したあとに任意のアプリケーションプログラムを自動的に起動できます。これによって,出力後のPDF帳票を自動的にプレビュー表示したり,HOPSS3/AS 日立電子帳票システムと連携して帳票を自動管理したりできます。
詳細については,マニュアル「XMAP3 実行ガイド」を参照してください。
機能7 画面の文字入力のデフォルトを変更する
XMAP3で作成した画面では,文字入力のデフォルトが上書きモードになっていますが,挿入モードをデフォルトに設定することもできます。設定を変更したい場合は,表示・印刷セットアップの[キー操作1]タブの「挿入キーの動作」で変更します。
詳細については,マニュアル「XMAP3 実行ガイド」を参照してください。
機能8 画面の見た目の大きさを変更する
解像度が高いディスプレイを使う場合に,XMAP3の画面の文字サイズを大きく見やすくできます。
表示・印刷セットアップの[表示文字]タブで文字サイズを大きくすると,ディスプレイの解像度に合わせて文字サイズを自動的に大きく表示できます。
詳細については,マニュアル「XMAP3 実行ガイド」を参照してください。