納品伝票印刷プログラム(帳票)のように,帳票出力処理をするプログラムのコーディングには,APパターン「GENREP01.cbl」を利用します。このパターンには,帳票出力処理に必要な,プリンタに対する通信記述項の指定や標準的な手続きの骨組みが記述されています。APパターンを基にして,使用するマップ名や業務固有の手続きをコーディングしていきましょう。
APパターンを利用したコーディングについては,「4.4.2 APパターンを利用したアプリケーションプログラムの作成手順」もあわせて参照してください。
完成したコーディングは,サンプル(COBOLソースプログラム)としてサポートサービスで提供されています。ソースリストを印刷したり,エディタで開いたりして参考にすることをお勧めします。詳細については,「9.4 帳票の作成で使用したサンプルプログラムを紹介します」を参照してください。
使用しているエディタのウィンドウを開きます。
「8. 帳票を作成しましょう」で作成した画面は,APパターンを使わないで,サポートサービスで提供しているCOBOLプログラムをそのまま使ってコンパイル・実行できます。このとき,作成した画面の各オブジェクトのデータ名とコーディングサンプル中のデータ名を合わせておく必要があります。
データ名を合わせるには,次に示す方法があります。
ドローのレイアウト定義での変更については,「8.2(7) オブジェクトのデータ名に関する注意事項」を参照してください。