2.1.1 XMAP3をインストールします
まず,XMAP3をインストールします。ここでは,XMAP3を新規にインストールする場合の手順について説明します。
XMAP3は,COBOLやC言語などのアプリケーションプログラムの開発言語と連携して業務の開発を支援します。したがって,この時点で,あらかじめ開発言語の環境をインストールしたり,アプリケーションプログラム作成に使うフォルダなどの環境を整えたりしておくことをお勧めします。
このマニュアルでは,日立で提供しているCOBOL2002を使用することを前提として説明を進めます。COBOL2002の準備については,「4.3 アプリケーションプログラム作成の準備をします」を参照してください。
- <この項の構成>
- (1) インストールする前に
- (2) インストールの操作方法
- (3) アンインストール
(1) インストールする前に
インストールを始める前に,次の内容を確認してください。
- XMAP3に必要なディスクの空き容量がWindowsマシンに確保されているかを,十分に確認しておいてください。特に,空き容量があってもディスクが断片化されていると,インストールできない場合がありますので注意してください。
- 必ずWindows上で動作しているアプリケーションをすべて終了させてから,インストールを始めてください。
- Windowsの場合は,Administratorsグループに属するユーザでインストールしてください。
(2) インストールの操作方法
- インストールする提供媒体からインストーラを起動します。
[ようこそ]ダイアログが表示されます。
- ダイアログの内容を確認し,[次へ]ボタンを選びます。
[ユーザ情報]ダイアログが表示されます。
- 「ユーザ名」と「会社名」を入力し,[次へ]ボタンを選びます。
![[図データ]](figure/sc02s010.gif)
[インストール先のフォルダ]ダイアログが表示されます。
- インストール先のフォルダを確認します。
![[図データ]](figure/sc02s015.gif)
インストール先のドライブやフォルダを変更したい場合は,[変更]ボタンを選び,インストールしたい場所を指定してください。
標準のインストール先は次のとおりです。
- Windowsインストールドライブ¥Program files¥HITACHI¥XMAP3
- 注
- すでにほかのXMAP3(XMAP3 Server RuntimeやXMAP3 Client Runtimeなど)がインストールされている場合,この画面は表示されません。XMAP3 Developerは,すでにインストールされているXMAP3のインストール先にインストールされます。
- インストール構成の内容に問題がなければ,[インストール]ボタンを選びます。
![[図データ]](figure/sc02s050.gif)
インストールが開始されます。中止したい場合は[キャンセル]ボタンを選びます。インストールが完了すると,インストールが完了したことを通知するダイアログが表示されます。
- [完了]ボタンを選びます。
(3) アンインストール
アンインストールの操作方法を次に説明します。
Windowsの場合は,Administratorsグループに属するユーザでアンインストールしてください。また,必ずWindows上で動作しているアプリケーションをすべて終了させてから,アンインストールを始めてください。
- Windowsの[コントロールパネル]を開き,[プログラムの追加と削除]を選びます。
[プログラムの追加と削除のプロパティ]ダイアログが表示されます。
- 「XMAP3 Developer Version 5」を選択して,[追加と削除]ボタンを選びます。
削除するかどうかを尋ねるダイアログが表示されます。
- [はい]ボタンを選びます。
インストールされたファイルが削除されます。
なお,アンインストール後,Windowsの状態によっては,スタートメニューからインストール時に作成されたメニューが削除されなかったり,インストールされたファイルが削除されなかったりすることがあります。このような場合は,Windowsを再起動してください。