12.2.2 コンパイルします

GUI画面の例題プログラムを例に,COBOL2002のコンパイル手順について説明します。帳票の例題アプリケーションプログラムのコンパイルは,GUI画面の例題プログラムと同じ操作でコンパイルできます。

  1. COBOL開発マネージャウィンドウを表示させます。

    [図データ]

  2. メニューバーの[プロジェクトマスタ]-[新規作成]を選択します。
    [プロジェクトマスタの作成]ダイアログが表示されます。
  3. プロジェクトマスタ名,およびプロジェクトマスタフォルダ名を入力します。

    [図データ]

  4. [完了]ボタンを選びます。
    [プロジェクトの作成]ダイアログが表示されます。
  5. プロジェクト名を入力します。
    また,「プロジェクトフォルダと作業フォルダを同一にする。」のチェックボタンをオンにします。

    [図データ]

  6. [OK]ボタンを選びます。
    [プロジェクトの追加]ダイアログが表示されます。
  7. 「実行形式プログラム」を選び,[次へ]ボタンを選びます。

    [図データ]

  8. プロジェクトの種類に[System指定メインプログラム]を選び,[次へ]ボタンを選びます。

    [図データ]

  9. 実行可能ファイル名「jyutugc.exe」を入力したあと,[次へ]ボタンを選びます。

    [図データ]


    • CUI画面の場合
      実行可能ファイル名「jyutucc.exe」を入力してください。
    • 帳票の場合
      実行可能ファイル名「jyutupc.exe」を入力してください。
    • 書式オーバレイの場合
      実行可能ファイル名「jyutufc.exe」を入力してください。
  10. プログラムのソースファイル名「JYUTUGC.cbl」を入力したあと,[完了]ボタンを選びます。

    [図データ]

    COBOL開発マネージャウィンドウに戻り,実行可能ファイル名,COBOLソースファイル,および依存ファイルのフォルダが表示されます。

    [図データ]

  11. メニューバーの[プロジェクト]-[ソースファイルの追加]を選択し,マップ定義ファイル「JYU1GC.imp」を追加します。

    [図データ]

    COBOL2002の「登録集原文」を入力するダイアログが表示されます。ドローで生成された入力論理マップ「JYU1GCI.cbl」および出力論理マップ「JYU1GCO.cbl」を指定します。
     

    • CUI画面の場合
      マップ定義ファイル名「JYU1CC.imp」,入力論理マップ「JYU1CCI.cbl」および出力論理マップ「JYU1CCO.cbl」を指定します。
    • 帳票の場合
      マップ定義ファイル名「JYU1PC.imp」,出力論理マップ「JYU1PCO.cbl」を入力します。さらに「ファイル名」に「JYU1PCI.cbl」と入力します。
      補足説明
      「JYU1PCI.cbl」は,実際には参照されないファイルですが,COBOL2002との連携のために指定します。
    • 書式オーバレイの場合
      この操作は必要ありません。

      [図データ]

    コンパイラオプションに「-Comp5」が追加された旨のメッセージが表示されます。
  12. メニューバーの[プロジェクト]-[プロジェクトの設定]を選びます。
    [プロジェクト設定]ダイアログが表示されます。
  13. コンパイラオプションを設定します。
    [その他]タブを選び,「-JPN,Alnum」を設定します。

    [図データ]


    • CUI画面の場合
      [その他]タブを選び,「-JPN,Alnum」を設定します。
    • 帳票の場合
      [その他]タブを選び,「-JPN,Alnum」を設定します。
    • 書式オーバレイの場合
      [製品連携]タブを選び,「-XMAP,LinePrint」を設定します。
  14. [環境変数]タブから環境変数CBLLIBに,論理マップや動的変更テーブルが格納されているフォルダ(XMAP3インストールフォルダ¥INCLUDE)を設定します。

    [図データ]


    • 動的変更テーブルなどのアプリケーションプログラムで使う登録集原文を,別フォルダに格納している場合だけ設定してください。
    • 書式オーバレイの場合,この操作は必要ありません。
  15. メニューバーの[ビルド]-[ビルド]を選びます。

    [図データ]

ビルドが完了すると,メッセージが表示されます。

エラーメッセージが表示された場合は,表示されたメッセージを基にデバッグをしてください。エラー内容については,COBOL2002,およびXMAP3のヘルプを参照してください。