画面・帳票サポートシステム XMAP3 入門

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9.4 帳票の作成で使用したサンプルプログラムを紹介します

帳票の例題で作成されたファイルの一覧を示します。

<この節の構成>
(1) 使用するファイル一覧
(2) 例題で使用するファイルが提供されているフォルダ
(3) 提供されているアプリケーションプログラムサンプル(APサンプル)
(4) C言語の場合に必要となるファイル

(1) 使用するファイル一覧

帳票の例題で使用するファイルを次の表に示します。

表9-1 例題プログラムに使用するファイル(帳票)

項番 ファイル名 用途 作成方法
1 JYU1PC.imp1 マップ定義ファイル ドローでユーザが作成する
2 JYU1PCO.cbl 出力論理マップ 定義情報ファイル作成後,保存すると自動生成される
3 JYU1PC6G.pmp2 物理マップ 定義情報ファイル作成後,保存すると自動生成される
4 X3MODTBL.cbl 動的変更テーブル XMAP3の提供ファイルを利用する
5 JYUTUPC.cbl1 COBOLソース エディタでユーザが作成する
6 JYUTUPC.exe 実行可能ファイル COBOLソースに論理マップを取り込んでコンパイル,リンケージし作成する
注※1
サンプルとしてサポートサービスで提供されています。
注※2
グラフィック帳票の場合のファイル名です。

(2) 例題で使用するファイルが提供されているフォルダ

帳票の例題では,動的変更テーブルの準備も必要です。これらのプログラムでは,出力エリア(出力論理マップ)を初期化する際に動的変更テーブルの指定を利用しています。動的変更テーブル「X3MODTBL」は,登録集原文としてXMAP3から次のフォルダに標準提供されています。作業用のフォルダに複写して利用しましょう。

  XMAP3インストールフォルダ\INCLUDE

(3) 提供されているアプリケーションプログラムサンプル(APサンプル)

XMAP3のサポートサービスでは,このマニュアルの例題プログラムのほかに,COBOL用とC言語用のAPサンプルを提供しています。APサンプルでは,XMAP3を適用したアプリケーションプログラムの例題の,マップ定義ファイルやソースプログラムなどを参照できます。このマニュアルの例題を一とおり学習したあと,さらに詳細な機能を知りたい場合や,業務開発の参考にしたい場合などにお役立てください。

(4) C言語の場合に必要となるファイル

C言語で同様のアプリケーションプログラムを作成する場合も,マップ定義ファイルやC言語ソースプログラムはサポートサービスで提供されています。

コンパイルおよびリンケージで必要なファイルは,次の場所に標準提供されています。

ヘッダファイル
XMAP3インストールフォルダ\INCLUDE\X3MODTBL.H
XMAP3インストールフォルダ\INCLUDE\JSVWATBL.H
ライブラリファイル
XMAP3インストールフォルダ\LIB\X3MWDR32.LIB