1.1 UAPの記述言語と形式
SDBデータベース種別がSD FMBのSDBデータベースは,UAPを使用して操作できます。SDBデータベースにアクセスするUAPの記述言語と形式を次に示します。
COBOLソースプログラム中に,SDBデータベースを操作するDMLを直接記述する形式のUAPを,埋込み型UAPといいます。COBOLソースプログラム中に,次の表に示すDMLを記述できます。
各DMLの機能説明や記述形式については,マニュアル「HiRDB 構造型データベース機能」の「DMLリファレンス」を参照してください。
- 注意事項
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DMLを使用して操作できるSDBデータベースは,SDBデータベース種別がSD FMBのSDBデータベースです。SDBデータベース種別が4V FMBまたは4V AFMのSDBデータベースは,DMLを使用して操作することはできません。
埋込み型UAPとHiRDB/SDの間では,次に示すインタフェース領域を使用して情報を受け渡しします。
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SQL連絡領域
SQL連絡領域には,DMLの実行結果の詳細情報が格納されます。DMLの実行結果の判定処理をする際に使用します。
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埋込み変数
埋込み変数には,DMLに指定する値や,DMLの実行結果が格納されます。DML中に埋込み変数を指定することで,埋込み型UAPとHiRDB/SDとの間で値の受け渡しをします。