3.7.1 カーネルパラメタの見積もり
Linuxのオペレーティングシステムパラメタ(カーネルパラメタ)の指定値を見積もります。見積もり方法の詳細については,マニュアル「HiRDB システム導入・設計ガイド」の「Linuxのオペレーティングシステムパラメタの見積もり」を参照してください。
なお,HiRDB/SD定義ユティリティ(pdsdbdef),HiRDB/SDデータベース作成ユティリティ(pdsdblod),およびHiRDB/SDデータベース再編成ユティリティ(pdsdbrog)の実行時に使用する通常ファイルのオープン処理に伴い,OSのオペレーティングシステムパラメタ(カーネルパラメタ)のfs.file-maxが消費されます。各ユティリティが,通常ファイルとして使用するファイルを次に示します。
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HiRDB/SD定義ユティリティ(pdsdbdef)が通常ファイルで使用するファイル
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SDB制御文ファイル
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SDB定義文ファイル
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実行結果ファイル
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HiRDB/SDデータベース作成ユティリティ(pdsdblod)が通常ファイルで使用するファイル
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制御文ファイル
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入力データファイル
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実行結果ファイル
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論理エラー情報ファイル
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インデクス情報ファイル
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ソート用ワークファイル
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中間ファイル
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HiRDB/SDデータベース再編成ユティリティ(pdsdbrog)が通常ファイルで使用するファイル
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制御文ファイル
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アンロードデータファイル
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アンロードの実行結果ファイル
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fs.file-maxについては,OSのマニュアルを参照してください。