3.5.6 ユーザ用RDエリア(追い付き反映キー対応表を格納する)の容量の見積もり【4V FMB】
更新可能なオンライン再編成の実行時に使用する追い付き反映キー対応表,およびそのインデクスを格納するユーザ用RDエリアの容量見積もりについては,マニュアル「HiRDB システム導入・設計ガイド」の「ユーザ用RDエリアの容量の計算方法」を参照してください。
(1) 表の格納ページ数を計算する際の留意事項
表の格納ページ数を計算する際は,マニュアル「HiRDB システム導入・設計ガイド」の「ユーザ用RDエリアの容量の計算方法」の「表の格納ページ数の計算方法」の説明に従ってください。ただし,次の点に留意してください。
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「表の格納ページ数の計算方法」では,「FIX指定がない場合」の計算式を使用してください。
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「計算式中で使用する変数」は,次の変数を使用してください。
- a:表に格納する行の総数(件)
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更新可能なオンライン再編成を実行するSDBデータベースに格納されているレコードの件数+更新可能なオンライン再編成中に再編成対象のSDBデータベースに対してレコードの格納(STORE)を実行するレコードの件数
b:ユーザ用RDエリアのページ長(バイト)
- c:未使用領域の比率(%)
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未使用領域の比率は,0%で計算してください。
- di:各列のデータ長(バイト)
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各列のデータ長の合計は,418バイトで計算してください。
- ei:列のデータ長の平均値(バイト)
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列のデータ長の平均値は,0バイトで計算してください。
- f:表に定義する列の総数(個)
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表に定義されている列の数は,10個で計算してください。
g:表を格納するユーザ用RDエリアのセグメントサイズ(ページ)
- h:セグメント内の空きページ比率(%)
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セグメント内の空きページ比率は,0%で計算してください。
(2) インデクスの格納ページ数を計算する際の留意事項
インデクスの格納ページ数を計算する際は,マニュアル「HiRDB システム導入・設計ガイド」の「ユーザ用RDエリアの容量の計算方法」の「インデクスの格納ページ数の計算方法」の説明に従ってください。ただし,次の点に留意してください。
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「計算式中で使用する変数」は,次の変数を使用してください。
a:ユーザ用RDエリアのページ長(バイト)
- b:未使用領域の比率(%)
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未使用領域の比率は,0%で計算してください。
- c:キー値の重複が200以下のキーの種類の個数(個)
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更新可能なオンライン再編成を実行するSDBデータベースに格納されているレコードの件数+更新可能なオンライン再編成中に再編成対象のSDBデータベースに対してレコードの格納(STORE)を実行するレコードの件数
- d:キー値の重複が200以下のキーの重複数の平均値(個)
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0を代入して計算してください。
- e:キー値の重複が201以上のキーの種類の個数(個)
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0を代入して計算してください。
- f:キー値の重複が201以上のキーの重複数の平均値(個)
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0を代入して計算してください。
- g:DB格納キー長(バイト)
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73+ルートレコードのデータベースキー長※+SDBデータベース定義中の最大階層数×4
注※
ルートレコード型で指定したデータベースキー(SDBデータベース定義のTYPE句のデータ種別1にKを指定した構成要素の合計長)です。
- h:次の計算結果の値
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更新可能なオンライン再編成を実行するSDBデータベースに格納されているレコードの件数+更新可能なオンライン再編成中に再編成対象のSDBデータベースに対してレコードの格納(STORE)を実行するレコードの件数