11.4.1 SDB定義文の記述規則
SDB定義文の記述規則を次の表に示します。
項目 |
記述規則 |
---|---|
SDB定義文の構成 |
SDB定義文は,SDB定義文の種類や定義句を表すキーワードとユーザ指定値から成ります。 1つのSDB定義文内のキーワードとキーワードの間,およびキーワードとユーザ指定値の間は,区切り文字で区切ります。 |
1行の長さ |
改行コードを含まずに,最大600バイトまで指定できます。 |
改行コード |
改行コードには次の文字を指定します。
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分離記号 |
分離記号は,キーワードとキーワードを区切る文字です。また,キーワード自体としても扱われます。分離記号には次の文字を指定できます。
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区切り文字 |
区切り文字には次の文字を指定できます。
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区切り文字を挿入してはいけない位置 |
区切り文字を挿入してはいけない位置を次に示します。
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コメントの記述 |
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継続行 |
1つのSDB定義文を,複数行にわたって記述できます。 キーワードやユーザ指定値自体を複数行に分けて記述することはできません。 |
SDB定義文の指定制限 |
同一行に複数のSDB定義文は記述できません。 1つのSDB定義文内での,定義句を表すキーワードの指定順序は各SDB定義文の規則に従います。 |
キーワードに関する記述規則 |
ユーザ指定値には,SDB定義文で使用しているキーワードと同じものを指定しないでください。 指定した場合,SDB定義文で文法エラーが発生すると,不適切なメッセージが出力されるおそれがあります。 |
符号なし整数の記述規則 |
符号なし整数の先頭に0(ゼロ)を指定する場合,ユーザ指定値の有効桁数(各定義句で指定できる上限値の桁数)の範囲であれば指定できます。 |
(1) 名前の規則
SDB定義文で記述する名前の種類と,名前に使用できる文字と長さ(バイト数)の規則を次の表に示します。
名前の種類 |
最大文字数 |
半角文字 |
全角文字 |
||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
英大文字 ※3 |
英小文字 |
数字 |
カナ文字 |
下線(_) |
ハイフン(‐) |
空白 |
|||
識別子 |
30バイト |
○ |
○※1 |
○ |
× |
○ |
○※2 |
○ ※2,※4 |
× |
RDエリア名 |
30バイト |
○ |
○※1 |
○ |
× |
○ |
○※2 |
○※2 |
× |
- (凡例)
-
○:使用できます。
×:使用できません。
- 注
-
名前の先頭の文字は半角英大英字(A〜Z,¥,@,#),または半角英小文字(a〜z)にしてください。
- 注※1
-
引用符(")で囲まれている場合,半角英大文字と半角英小文字は区別されます。引用符(")で囲まれていない半角英小文字は,半角英大文字として扱われます。
- 注※2
-
名前中にハイフンまたは空白がある場合,名前を引用符(")で囲んで指定してください。
- 注※3
-
ここでいう英大文字とは,A〜Z,¥,@,#を意味しています。
- 注※4
-
識別子の最後尾に空白は指定できません。