付録J.2 RDエリアの状態ごとのHiRDB/SD定義ユティリティ(pdsdbdef)の実行可否
RDエリアの状態ごとのpdsdbdefコマンドの実行可否を,次に示します。
RDエリアの状態 |
ユティリティの実行可否 |
||
---|---|---|---|
オリジナル世代またはカレントRDエリアの世代 |
左記以外のレプリカRDエリアの世代 |
||
閉塞なし |
オープン |
○ |
○ |
クローズ |
× |
× |
|
コマンド閉塞 |
オープン |
× |
× |
クローズ |
× |
○※1 |
|
参照可能閉塞 |
オープン |
× |
× |
クローズ |
× |
× |
|
参照可能バックアップ閉塞 |
オープン |
× |
× |
クローズ |
× |
× |
|
更新可能バックアップ閉塞 |
オープン |
× |
× |
クローズ |
× |
× |
|
障害閉塞 |
オープン |
× |
× |
クローズ |
× |
× |
|
ログレス閉塞 |
オープン |
× |
× |
クローズ |
× |
× |
|
同期化閉塞 |
オープン |
○※2 |
○※2 |
クローズ |
× |
× |
|
オンライン再編成閉塞 |
オープン |
× |
× |
クローズ |
× |
× |
RDエリアの状態 |
ユティリティの実行可否 |
||
---|---|---|---|
オリジナル世代またはカレントRDエリアの世代 |
左記以外のレプリカRDエリアの世代 |
||
閉塞なし |
オープン |
○ |
○ |
クローズ |
○ |
○ |
|
コマンド閉塞 |
オープン |
× |
× |
クローズ |
× |
○※1 |
|
参照可能閉塞 |
オープン |
× |
× |
クローズ |
× |
× |
|
参照可能バックアップ閉塞 |
オープン |
× |
× |
クローズ |
× |
× |
|
更新可能バックアップ閉塞 |
オープン |
× |
× |
クローズ |
× |
× |
|
障害閉塞 |
オープン |
× |
× |
クローズ |
× |
× |
|
ログレス閉塞 |
オープン |
× |
× |
クローズ |
× |
× |
|
同期化閉塞 |
オープン |
○※2 |
○※2 |
クローズ |
○※2 |
○※2 |
|
オンライン再編成閉塞 |
オープン |
× |
× |
クローズ |
× |
× |
インナレプリカ機能使用時のpdsdbdefコマンドは,処理対象となるオリジナルRDエリアとレプリカRDエリアすべてに対して,RDエリア内の定義情報を変更します。このため,処理対象となるレコード型に関連するすべてのRDエリアに対して,処理できる状態かどうかをチェックします。チェック対象となるpdsdbdefコマンドのSDB定義文を次の表に示します。次の表に記載のないSDB定義文については,インナレプリカ機能の使用の有無に関係なく実行できます。
SDB定義文 |
内容 |
チェック内容※ |
||
---|---|---|---|---|
(a) |
(b) |
(c) |
||
*ENTRY DIRECTORY文 |
SDBディレクトリ情報の追加 |
○ |
○ |
○ |
*ALTER DIRECTORY文 |
SDBディレクトリ情報の変更 |
○ |
○ |
○ |
*CHECK DICTIONARY文 |
データベース定義のチェック |
○ |
○ |
× |
*DELETE DICTIONARY文 |
SDBディクショナリ情報の削除 |
× |
○ |
○ |