11.4.1 SDB定義文の記述規則
SDB定義文の記述規則を次の表に示します。
項目 |
記述規則 |
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SDB定義文の構成 |
SDB定義文は,SDB定義文の種類や定義句を表すキーワードとユーザ指定値から成ります。 1つのSDB定義文内のキーワードとキーワードの間,およびキーワードとユーザ指定値の間は,区切り文字で区切ります。 |
1行の長さ |
改行コードを含まずに,最大80バイトまで指定できます。 |
改行コード |
改行コードには次の文字を指定します。
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分離記号 |
分離記号は,キーワードとキーワードを区切る文字です。また,キーワード自体としても扱われます。分離記号には次の文字を指定できます。
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区切り文字 |
区切り文字には次の文字を指定できます。
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区切り文字を挿入してはいけない位置 |
区切り文字を挿入してはいけない位置を次に示します。
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コメントの記述 |
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継続行 |
1つのSDB定義文を,複数行にわたって記述できます。 キーワードやユーザ指定値自体を複数行に分けて記述することはできません。 |
SDB定義文の指定制限 |
同一行に複数のSDB定義文は記述できません。 1つのSDB定義文内での,定義句を表すキーワードの指定順序は各SDB定義文の規則に従います。 |
キーワードに関する記述規則 |
ユーザ指定値には,SDB定義文で使用しているキーワードと同じものを指定しないでください。 指定した場合,SDB定義文で文法エラーが発生すると,不適切なメッセージが出力されるおそれがあります。 |
符号なし整数の記述規則 |
符号なし整数の先頭に0(ゼロ)を指定する場合,ユーザ指定値の有効桁数(各定義句で指定できる上限値の桁数)の範囲であれば指定できます。 |