9.2.1 オペランドの形式と説明
- 〈この項の構成〉
(1) オペランドの形式
set pd_structured_directory_path = SDBディレクトリ情報ファイルの格納先ディレクトリ
(2) オペランドの説明
- ●pd_structured_directory_path = SDBディレクトリ情報ファイルの格納先ディレクトリ
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〜<パス名>
SDBディレクトリ情報ファイルの格納先ディレクトリを絶対パスで指定します。
なお,1つのサーバマシンに複数のユニットがある場合,ユニットごとに同じディレクトリを指定すると,1つのSDBディレクトリ情報ファイルを複数のユニット間で共用できます。
パス名は140文字以内とします。
- 《注意事項》
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全ユニットのユニット制御情報定義に,このオペランドを必ず指定してください。指定しない場合,HiRDBを起動できません。
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指定するディレクトリは,HiRDBを起動する前に作成し,HiRDB管理者に対して参照権限を付与しておいてください。
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共有ディスク上にディレクトリを作成した場合,実行系ユニットおよび待機系ユニット間でSDBディレクトリ情報ファイルを共用することはできません。SDBディレクトリ情報ファイルを共用すると,待機系ユニットの起動に失敗します。
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実行系ユニットでSDBディレクトリ情報ファイルへのアクセスエラーが検知された場合,KFPB62905-EおよびKFPB62906-Eメッセージが出力されます。この場合,共用メモリ上にSDBディレクトリ情報を常駐しないで,HiRDBの起動を完了します。ただし,このとき待機系ユニットは起動しません。
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このオペランドに指定されたパスが存在しない場合,または指定されたディレクトリ下にSDBディレクトリ情報ファイルが存在しない場合,KFPB62910-Wメッセージを出力し,共用メモリ上にSDBディレクトリ情報を常駐しないでHiRDBの起動を完了します。ただし,このとき待機系ユニットは起動しません(KFPB62911-Eメッセージを出力します)。
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