8.3.1 ディザスタリカバリシステムの構築手順
ディザスタリカバリシステムの構築手順を次の図に示します。
- 注※
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pdconfchkおよびpdrisechkコマンドでは,メインサイトとリモートサイトで同じSDBディレクトリ情報ファイルが格納されているかどうかはチェックできません。
ここでは,次の作業についてだけ説明します。
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「4. SDBデータベースを作成する」
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「6. SDBディレクトリ情報ファイルをリモートサイトに転送する」
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「9. 転送したSDBディレクトリ情報ファイルを格納する」
上記以外の作業については,マニュアル「HiRDB ディザスタリカバリシステム 構築・運用ガイド」の「第2編 全同期方式,全非同期方式,およびハイブリッド方式編」の「システムの構築」を参照してください。
- 〈この項の構成〉
(1) 「4. SDBデータベースを作成する」の作業
作業手順については,「4.5 SDBデータベースの作成」を参照してください。
(2) 「6. SDBディレクトリ情報ファイルをリモートサイトに転送する」の作業
SDBディレクトリ情報ファイルをメインサイトからリモートサイトの全サーバマシンに転送します。SDBディレクトリ情報ファイルの転送は,OSのrcpコマンドなどを使用して,ユーザが手動で行う必要があります。ftpコマンドを使用する場合は,必ずバイナリモードで転送してください。
SDBディレクトリ情報ファイルの転送後,SDBディレクトリ情報ファイルが正しく転送されたかを確認してください。メインサイトのSDBディレクトリ情報ファイルと,リモートサイトのSDBディレクトリ情報ファイルの次に示す情報が同じであることを,OSのcksumコマンドで確認してください。
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CRCチェックサム
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バイト数
異なる場合は,SDBディレクトリ情報ファイルを再転送してください。
(3) 「9. 転送したSDBディレクトリ情報ファイルを格納する」の作業
リモートサイトの全ユニットのユニット制御定義のpd_structured_directory_pathオペランドに指定したディレクトリ下に,メインサイトから転送したSDBディレクトリ情報ファイルを格納します。