3.2.1 ユーザ用RDエリアを設計する際の考慮点
ユーザ用RDエリアを設計する際の考慮点を次に示します。
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SDBデータベースを格納するユーザ用RDエリアを定義する際,create rdarea文のdata modelオペランドにstructuredを必ず指定してください。
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次の表またはインデクスを格納するユーザ用RDエリアを定義する際,create rdarea文のdata modelオペランドにrelationalを指定するか,またはdata modelオペランドの指定を省略してください。
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追い付き反映キー対応表
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追い付き反映キー対応表のインデクス
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追い付き状態管理表
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監査証跡表
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ユーザ用RDエリアは,公用RDエリアとして定義してください。ただし,監査証跡表を格納するユーザ用RDエリアについては,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」の「監査人の登録,監査証跡表を格納するRDエリアの作成,および監査証跡表の作成」の「監査証跡表を格納するRDエリアの作成」の「RDエリアの作成」を参照して,格納できるRDエリアの種類を確認してください。
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レコード型とインデクスを同じユーザ用RDエリアに格納できません。
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複数のSDBデータベースを同じユーザ用RDエリアに格納できません。
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SDBデータベースを横分割する場合,レコード型とインデクスの横分割数を同じにする必要があります。また,横分割したレコード型とインデクスを格納するユーザ用RDエリアを同じバックエンドサーバに配置する必要があります。詳細については,「2.3.7 SDBデータベースの横分割」を参照してください。
上記以外のRDエリアを設計するときに考慮する点については,マニュアル「HiRDB システム導入・設計ガイド」の「RDエリアを設計するときの検討項目」を参照してください。