付録F.5 SGML文書の登録エラーメッセージの形式
SGML文書の登録時のエラーは,SQL連絡領域やエラー情報ファイル(pdload実行時のエラーの場合)に出力されます。各エラーの出力形式について次に説明します。
(1) SQL連絡領域にメッセージが返却される場合
SQL連絡領域にメッセージが返却される場合,エラーコードの詳細化指定をしているかどうかによって,返却されるメッセージに違いがあります。
(a) エラーコードの詳細化指定をしない場合
エラーコードの詳細化指定をしない場合,SQL連絡領域にメッセージが返却されるときは,HiRDBのメッセージKFPA11997-Eとともに出力されます。出力される形式を次に示します。なお,エラーコードの詳細化指定をするかどうかは,環境定義ファイルで指定します。
KFPA11997-E Error occurred during execution of PLUGIN function, "aa....aa"
- aa....aa:(ID=xxxxx)エラー内容
-
エラー内容が出力されます。
ID=xxxxxの形式でText Search Plug-inでのメッセージIDが出力されます。
メッセージIDの意味については,「付録F.6 SGML文書の登録エラーメッセージ一覧」を参照してください。
KFPA11997-Eのメッセージの詳細については,KFPA11997-Eを参照してください。
(b) エラーコードの詳細化指定をする場合
エラーコードの詳細化指定をする場合,SQL連絡領域にメッセージが返却されるときは,HiRDBのメッセージKFPA18040-Eとともに出力されます。出力される形式を次に示します。なお,エラーコードの詳細化指定をするかどうかは,環境定義ファイルで指定します。
KFPA18040-E (dddddd)aa....aa
- dddddd:プラグインモジュール名
-
Text Search Plug-inでは次のどれかが出力されます。
_phsgml:SGMLプラグインで出力したメッセージ
_phngram:n-gramインデクスプラグインで出力したメッセージ
_phcfwd:FREEWORDプラグインで出力したメッセージ
_phxfwrd:IXFREEWORDプラグインで出力したメッセージ
- aa....aa:(ID=xxxxx)エラー内容
-
エラー内容が出力されます。
ID=xxxxxの形式でText Search Plug-inでのメッセージIDが出力されます。
メッセージIDの意味については,「付録F.6 SGML文書の登録エラーメッセージ一覧」を参照してください。
(2) pdloadでSGML文書の登録エラーとなった場合
pdloadでSGML文書の登録エラーとなった場合,HiRDBのメッセージKFPL31018-Eとともにエラー情報ファイルに出力されます。出力される形式は次のとおりです。
KFPL31018-E PLUGIN function error occurred, line=aa....aa, reason="bb....bb"
- aa....aa:行番号
-
エラーのあった行番号が出力されます。
- bb....bb:(ID=xxxxx)エラー内容
-
エラー内容が出力されます。
ID=xxxxxの形式でText Search Plug-inでのメッセージIDが出力されます。
メッセージIDの意味については,「付録F.6 SGML文書の登録エラーメッセージ一覧」を参照してください。
KFPL31018-Eのメッセージの詳細については,マニュアル「HiRDB メッセージ」を参照してください。