5.3.1 登録運用のログ取得方式の設定について
登録運用のログ取得方式には,次の三つのモードがあります。ログ量は,あらかじめログ量の見積もりをして,不足しないように運用してください。
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ログ取得モード
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更新前ログ取得モード
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ログレスモード
各モードの推奨する運用方法について次に説明します。
- 〈この項の構成〉
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(1) ログ取得モード
UAPから登録する場合にお勧めします。なお,ログ量を削減するため,差分インデクス機能を使用した運用をお勧めします。
また,ログ取得モードを選択する場合は,表定義の列回復制約にALLを指定してください。詳細については,マニュアル「HiRDB SQLリファレンス」を参照してください。
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(2) 更新前ログ取得モード
HiRDBの「pdload(データベース作成ユティリティ)」使用時,分割遅延登録機能および差分インデクスからMASTERインデクスへの反映をする場合にお勧めします。
更新が終わったあとは,必ずバックアップを取得してください。
更新前ログ取得モードの運用については,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」の「更新前ログ取得モードでUAP又はユティリティを実行するときの運用」を参照してください。
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(3) ログレスモード
大量データに対するインデクス一括作成の場合にお勧めします。ログを取得しない運用では,障害が発生した場合,データが回復されません。必ず,正常終了後にバックアップを取得してください。
ログレスモードの運用については,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」の「ログレスモードでUAP又はユティリティを実行するときの運用」を参照してください。
なお,検索・登録同時実行では,ログレスモードでは運用できません。
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