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HiRDB 全文検索プラグイン HiRDB Text Search Plug-in Version 10


5.3.1 登録運用のログ取得方式の設定について

登録運用のログ取得方式には,次の三つのモードがあります。ログ量は,あらかじめログ量の見積もりをして,不足しないように運用してください。

各モードの推奨する運用方法について次に説明します。

〈この項の構成〉

(1) ログ取得モード

UAPから登録する場合にお勧めします。なお,ログ量を削減するため,差分インデクス機能を使用した運用をお勧めします。

また,ログ取得モードを選択する場合は,表定義の列回復制約にALLを指定してください。詳細については,マニュアル「HiRDB SQLリファレンス」を参照してください。

(2) 更新前ログ取得モード

HiRDBの「pdload(データベース作成ユティリティ)」使用時,分割遅延登録機能および差分インデクスからMASTERインデクスへの反映をする場合にお勧めします。

更新が終わったあとは,必ずバックアップを取得してください。

更新前ログ取得モードの運用については,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」の「更新前ログ取得モードでUAP又はユティリティを実行するときの運用」を参照してください。

(3) ログレスモード

大量データに対するインデクス一括作成の場合にお勧めします。ログを取得しない運用では,障害が発生した場合,データが回復されません。必ず,正常終了後にバックアップを取得してください。

ログレスモードの運用については,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」の「ログレスモードでUAP又はユティリティを実行するときの運用」を参照してください。

なお,検索・登録同時実行では,ログレスモードでは運用できません。