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HiRDB 全文検索プラグイン HiRDB Text Search Plug-in Version 10


2.10.4 Text Search Plug-inの削除

Text Search Plug-inの削除には,HiRDBの運用コマンド「pdplgrgst(プラグインの登録・削除)」を使用します。プラグインを削除する場合,pdplgrgstコマンド実行前に次のものを削除しておいてください。

Text Search Plug-inを削除する場合は,次の形式で実行してください。なお,文書検索プラグインを削除する場合には,n-gramインデクスプラグイン,SGMLプラグインの順に削除してください。また,文字列検索プラグインを削除する場合には,IXFREEWORDプラグイン,FREEWORDプラグインの順に削除してください。

コマンドの形式
pdplgrgst -d プラグイン定義ファイル名  PICファイル名
-d引数
プラグイン定義ファイル名

プラグイン定義ファイルのファイル名を指定します。コマンドを入力するときのカレントディレクトリにあるファイル名または絶対パスを含めたファイル名を指定します。Text Search Plug-inでは,各プラグインに対応してプラグイン定義ファイル名を次のように指定してください。

文書検索プラグイン

プラグイン定義ファイル名

SGMLプラグイン

_phsgml.adt

n-gramインデクスプラグイン

_phngram.idx

文字列検索プラグイン

プラグイン定義ファイル名

FREEWORDプラグイン

_phcfwd.adt

IXFREEWORDプラグイン

_phxfwrd.idx

PICファイル名

PICファイルのファイル名を指定します。コマンドを入力するときのカレントディレクトリにあるファイル名または絶対パスを含めたファイル名を指定します。Text Search Plug-inでは,各プラグインに対応してPICファイル名を次のように指定してください。

文書検索プラグイン

PICファイル名

SGMLプラグイン

_phsgml.pic

n-gramインデクスプラグイン

_phngram.pic

文字列検索プラグイン

PICファイル名

FREEWORDプラグイン

_phcfwd.pic

IXFREEWORDプラグイン

_phxfwrd.pic

コマンド実行例(UNIXの場合)
pdplgrgst  -d $PDDIR/plugin/_phngram/etc/_phngram.idx \
             $PDDIR/plugin/_phngram/etc/_phngram.pic
pdplgrgst  -d $PDDIR/plugin/_phsgml/etc/_phsgml.adt \
             $PDDIR/plugin/_phsgml/etc/_phsgml.pic
pdplgrgst  -d $PDDIR/plugin/_phxfwrd/etc/_phxfwrd.idx \
             $PDDIR/plugin/_phxfwrd/etc/_phxfwrd.pic
pdplgrgst  -d $PDDIR/plugin/_phcfwd/etc/_phcfwd.adt \
             $PDDIR/plugin/_phcfwd/etc/_phcfwd.pic

上記は,2行でコマンドを入力した例を記載していますが,1行で入力する場合は,"\"(エスケープ文字)を入力しないでください。

コマンド実行例(Windowsの場合)
pdplgrgst  -d %PDDIR%\plugin\_phngram\etc\_phngram.idx
             %PDDIR%\plugin\_phngram\etc\_phngram.pic
pdplgrgst  -d %PDDIR%\plugin\_phsgml\etc\_phsgml.adt
             %PDDIR%\plugin\_phsgml\etc\_phsgml.pic
pdplgrgst  -d %PDDIR%\plugin\_phxfwrd\etc\_phxfwrd.idx
             %PDDIR%\plugin\_phxfwrd\etc\_phxfwrd.pic
pdplgrgst  -d %PDDIR%\plugin\_phcfwd\etc\_phcfwd.adt
             %PDDIR%\plugin\_phcfwd\etc\_phcfwd.pic
  • 「PDDIR」は,HiRDBインストール先フォルダパスが格納された環境変数を示します。環境変数PDDIRは「%」で囲んで「%PDDIR%」と入力してください。

  • 上記の例では,コマンドの引数を改行して記述していますが,実際は改行しないで入力してください。