2.5.3 SGML定義情報の登録
Text Search Plug-inでSGML文書を登録するための定義情報であるDTDおよび正規化パラメタを登録します。
SGML定義情報は,システム内でユニークな情報として登録名で識別されます。このため,異なる情報は異なる登録名を付けて,システムに登録する必要があります。また,これらのSGML定義情報の登録名は,CREATE TABLEで列定義時に指定するSGMLTEXT型にリンクされます。SGMLプラグインモジュールが実際に動作するINSERT処理までに,SGMLTEXT型データを登録する列に指定したSGML定義情報を,データベースに登録する必要があります。
これらのSGML定義ファイルをデータベースに登録することで,データを登録できるようになります。なお,SGML定義情報の登録の前に,レジストリを初期化してください。
SGML定義情報は,ユティリティを使用して次の手順で登録します。
- 〈この項の構成〉
(1) レジストリの初期化
Text Search Plug-inが使用するHiRDBのレジストリの初期化には,レジストリ初期化ユティリティを使用します。レジストリ初期化ユティリティの詳細については,「3.2.1 phsregsetup(レジストリ初期化ユティリティ)」を参照してください。
レジストリ初期化ユティリティの指定例を次に示します。
phsregsetup
(2) DTDの登録
DTDの登録には,SGML定義情報登録ユティリティを使用します。SGML定義情報登録ユティリティの詳細については,「3.2.2 phssgmlreg(SGML定義情報登録ユティリティ)」を参照してください。
SGML定義情報登録ユティリティの指定例を次に示します。
- UNIXの場合
phssgmlreg DTD MAN.dtd /opt/def1/MANUAL.dtd
- Windowsの場合
phssgmlreg DTD MAN.dtd c:\data\def1\MANUAL.dtd
(3) 正規化パラメタの登録
正規化パラメタの登録には,SGML定義情報登録ユティリティを使用します。SGML定義情報登録ユティリティの詳細については,「3.2.2 phssgmlreg(SGML定義情報登録ユティリティ)」を参照してください。
SGML定義情報登録ユティリティの指定例を次に示します。
- UNIXの場合
phssgmlreg NORparm MANnorm.prm /opt/def1/MANUALnorm.prm
- Windowsの場合
phssgmlreg NORparm MANnorm.prm c:\data\def1\MANUALnorm.prm