Hitachi

データベース抽出・反映サービス機能 HiRDB Dataextractor Version 10


9.1 メッセージの概要

HiRDB Dataextractorから出力されるメッセージの形式および見方について説明します。

HiRDB Dataextractorのメッセージの出力先を,次の表に示します。

表9‒1 HiRDB Dataextractorのメッセージの出力先

出力先

プロトコル

TCP/IP

OSI

抽出1

抽出2

反映・作成

抽出2

反映・作成

/opt/HIRDBXT/spool/xter…

※1

※2

※2

/opt/HIRDBXT/spool/xtlog…

※2

※2

標準出力

メッセージログファイル※3

(凡例)

○:出力します。

−:出力しません。

抽出1:データ抽出機能を実行する場合(xtrepコマンドによるHiRDB間の抽出・反映機能)

抽出2:データ抽出機能を実行する場合(VOS3 XDM/XTと連携する場合)

反映・作成:データ反映機能,またはファイル作成機能を実行する場合

注※1

ファイル名は,HiRDB Dataextractorが一意になるように設定します。なお,xtrepコマンドの−eオプションの指定によって,任意のファイルに出力することもできます。このファイルは,パラメタ解析中にエラーが発生した場合には作成されます。この場合,エラーメッセージは標準出力にだけ出力されます。

注※2

ファイル名は,HiRDB Dataextractorが一意になるように設定します。

注※3

適用OSがHP-UXの場合,メッセージログファイルでは,各国文字データが正しく表示されません。このため,メッセージログファイルへ出力されるメッセージテキスト中の埋字(表識別子,列名など)に,各国文字データがある場合は,各国文字データが正しく表示されません。この場合,同一メッセージがエラーログファイルにも出力されているので,エラーログファイルで内容を確認してください。

〈この節の構成〉