3.5.4 作成するファイル名の指定
作成するファイルの名称は,−oオプションで指定します。このファイルを出力ファイルと呼びます。抽出した列にBLOB列がある場合は,出力ファイルとは別にLOB入力ファイルが作成されます。LOB入力ファイルはLOBデータ単位に作成されます。LOB入力ファイルを格納するためのディレクトリは,−bオプションで指定できます。なお,環境変数XTLOBKINDの指定によって,LOB入力ファイルを作成しないで,BLOB列のデータをBLOB列以外のデータと同一の出力ファイルに格納することもできます。
出力ファイルおよびLOB入力ファイルの作成時に,すでに作成対象のファイルがある場合に上書きしてもよいかどうかを−yオプションで指定します。作成対象のファイルがすでに存在する場合,−yオプション指定時はすでにあるファイルを削除してからデータをファイルに出力します。−yオプション省略時はメッセージを出力して処理を終了します。
出力ファイルおよびLOB入力ファイルは,次のファイル作成側のホストに作成されます。
-
−hオプション指定時は,−hオプションで指定したホスト
-
−hオプション省略時は,環境変数XTHOSTで指定したホスト