3.3.5 文字集合データの抽出,反映
環境変数XTSQLNCSETにutf-16を指定した場合,文字集合UTF-16が定義された表データをデータ連携できます。
このとき環境変数XTNLDFLTに2は指定できません。
環境変数XTSQLNCSETを省略またはdefaultを指定した場合,DB破壊が起こるおそれがありますので,環境変数XTNLDFLTに0および1は絶対に指定しないでください。
(1) HiRDBへの反映の場合
HiRDBへ反映する場合,文字集合UTF-16が定義された表データをデータ連携できます。ただし,次の条件を満たす必要があります。
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抽出列と反映列が次の組み合わせで,かつデータ長が同じである
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NCHAR,CHAR
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NVARCHAR,VARCHAR
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NCHAR属性以外の列,および文字集合以外の列は連携できません。
NCHAR属性以外の文字集合列は文字コード変換します。CHAR属性の文字集合列の場合,抽出側の環境変数XTDATALOCALEにsjis,反映側の環境変数XTDATALOCALEにutf-8を指定してください。
(2) バイナリファイル,およびDATファイルへの反映の場合
バイナリファイル,およびDATファイルへ反映する場合,文字集合UTF-16が定義された表データをデータ連携できます。ただし,反映情報ファイルを指定する場合,抽出列と反映列の属性と定義長が一致している必要があります。
NCHAR属性以外の文字集合列は文字コード変換します。抽出側の環境変数XTDATALOCALEにsjis,反映側の環境変数XTDATALOCALEにutf-16BE,またはutf-16LEを指定してください。