付録B.1 プロセスファイルの作成手順
プロセスファイルを作成する手順を次に示します。
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サンプルメイクファイルの確認
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環境変数の設定
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プロセスファイル作成シェルの実行
(1) サンプルメイクファイルの確認
プロセスファイルを作成する前は,Oracleが提供するサンプルメイクファイルに対する一時的制限事項や注意事項がないか,Oracleのリリースノートを確認し,修正が必要であればリリースノートに従って修正してください。
サンプルメイクファイル名,及びサンプルメイクファイルが格納されているディレクトリを次に示します。
Oracleのバージョン |
サンプルメイクファイル名 |
サンプルメイクファイルが格納されているディレクトリ |
---|---|---|
Oracle11g |
demo_rdbms64.mk |
$ORACLE_HOME/rdbms/demo |
Oracle12c以降 |
demo_rdbms.mk |
$ORACLE_HOME/rdbms/demo |
(2) 環境変数の設定
プロセスファイルは,rootユーザが作成します。rootユーザがプロセスファイルを作成するために,設定が必要な環境変数を次に示します。
環境変数 |
設定内容 |
---|---|
ORACLE_HOME |
抽出対象Oracleのホームディレクトリを指定します。 |
PATH |
次に示すパスを指定します。 ・makeコマンドの実行に必要なパス ・コンパイラの実行に必要なパス※ |
LANG |
「C」を設定します。 |
- 注※
-
コンパイラ実行に必要なパスは,Oracleの取扱説明書に従って設定してください。
(3) プロセスファイル作成シェルの実行
次に示す手順に従って,プロセスファイル作成シェルを実行してください。
# cd /opt/hirdbds/make # hdssetupO
なお,次に示す手順に従ってプロセスファイル作成シェルの内容を修正しておく必要があります(スーパユーザで修正してください)。
- 注※
-
「(1)サンプルメイクファイルの確認」に示す,サンプルメイクファイルに変更してください。
プロセスファイル作成シェルの実行例については,「付録B.2 プロセスファイル作成シェルの実行例」を参照してください。
プロセスファイル作成シェルの実行中にエラーが発生した場合は,エラーメッセージに従って要因を対処した後に,シェルを再実行してください。