Hitachi

HiRDB データ連動拡張機能 HiRDB Datareplicator Extension Version 10


2.9.2 インストールの実行

2.1 Datareplicator Extensionに関連する製品」を参照して,Windows版Datareplicator Extensionを使うために必要な製品をインストールしてください。

DatareplicatorとDatareplicator Extensionのどちらを先にインストールしてもかまいませんが,必ず同じディレクトリにインストールしてください。

また,Datareplicator Extensionのインストール完了後,Windowsを再起動する必要があります。

〈この項の構成〉

(1) インストールの実行手順

インストール用の統合CD-ROMからインストールする手順を次に示します。インストールを実行する前に,DatareplicatorとすべてのWindowsアプリケーションを終了させてください。

  1. HiRDBの統合CD-ROMを挿入して,hcd_inst.exeを実行します。

    日立総合インストーラが起動します。

  2. インストールプログラムが起動されます。画面の指示に従って[次へ>]ボタンをクリックします。

  3. 名前と会社名を入力して,[次へ>]ボタンをクリックします。

    表示されている名前と会社名をそのまま使う場合は,入力は不要です。[次へ>]ボタンをクリックします。

  4. インストール先ディレクトリを指定し,[次へ>]ボタンをクリックします。標準のインストール先は,次に示すディレクトリです。

    Datareplicatorがインストール済みの場合

    Datareplicatorをインストールしたディレクトリ

    Datareplicatorがインストールされていない場合

    Windowsのインストール先ドライブ:\Program Files\HITACHI\hirdbds

    上記のディレクトリ以外にインストールする場合は,[参照...]ボタンをクリックして,インストール先のディレクトリ※1を指定します。指定したディレクトリが存在しない場合,作成するかどうかを確認するメッセージが表示されます。

  5. コンポーネントを選択して,[次へ>]ボタンをクリックします。

    • [Oracle抽出機能]を選択すると,OracleからHiRDBへデータ連動する場合の抽出側Datareplicator Extensionがインストールされます。※2

    • [SQL Server抽出機能]を選択すると,SQL ServerからHiRDBへデータ連動する場合の抽出側Datareplicator Extensionがインストールされます。※2

    • [ODBC反映機能]を選択すると,HiRDBからODBCドライバを使用してOracle又はSQL Serverへデータ連動する場合の反映側Datareplicator Extensionがインストールされます。※3

  6. 登録するプログラムフォルダ名又はグループ名として[HiRDB Datareplicator]が表示されるので,[次へ>]ボタンをクリックします。

    表示されている名前以外のグループを登録する場合は,名前を指定します。また,既存のグループに登録する場合は,既存のグループの中から選択します。

  7. ファイルのコピーを開始する前に 現在の設定が表示されるので,[次へ>]ボタンをクリックします。

    Datareplicator Extensionのインストールが開始します。

  8. Datareplicator Extensionのインストールが完了したら,いったんWindowsを再起動します。

注※1

必ずDatareplicatorと同じディレクトリへインストールしてください。Datareplicatorと異なるディレクトリへインストールした場合,プロセスの起動時にエラーとなります。

注※2

抽出側Datareplicator Extensionを使用する場合,Datareplicatorのインストールで抽出側Datareplicatorがインストールされている必要があります。

注※3

反映側Datareplicator Extensionを使用する場合,Datareplicatorのインストールで反映側Datareplicatorがインストールされている必要があります。