2.1 パフォーマンスを効率良く確認するために
ここでは,パフォーマンスの確認を効率良く行うためのポイントを説明します。
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クライアント環境定義PDCLTAPNAMEの指定
アプリケーションを実行する環境には,クライアント環境定義PDCLTAPNAMEを指定してください。SQL性能を確認するための統計情報やトレース情報では,アプリケーションを識別する名称としてPDCLTAPNAMEの設定値が表示されます。PDCLTAPNAMEを省略していると,どのアプリケーションが実行した情報なのか特定するのが難しくなるため,必ず指定してください。
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?パラメタの使用
SQL文中に指定する定数が可変である場合は,SQL文に定数を直接指定するのではなく,?パラメタを使ったSQL文に変更してください。SQL文の種類を削減することで,統合テストでのSQLオブジェクト用バッファの統計情報の確認が容易になります。また,SQLオブジェクトを共通化することで,SQL文の前処理時間も削減できます。?パラメタを使ったSQL文に変更する例を次に示します。
- 変更前
SELECT * FROM T1 WHERE C1=1 SELECT * FROM T1 WHERE C1=2
- 変更後※
SELECT * FROM T1 WHERE C1=?
- 注※
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?パラメタには1または2を設定します。