Hitachi

ノンストップデータベース HiRDB Version 10 パフォーマンスガイド


3.2 アクセスパスの出力方法

SQL文が決定した時点で確認する場合は,SQL文を入力情報としてアクセスパスを出力します。これによって,アプリケーションを作成する前にアクセスパスを確認できます。アクセスパスの出力方法について,次に示します。確認時期や使用できる製品を確認の上,出力方法を選択してください。

表3‒1 アクセスパスの出力方法

出力時期

方法選択の目安

出力方法

SQL文が決定した時点で確認する場合

HiRDB SQL Tuning Advisorが使用できる場合は,この方法を選択します。HiRDB SQL Tuning Advisorでは,アクセスパスの出力とともに,対策が必要なアクセスパスに対して,ガイダンスメッセージを出力します。

HiRDB SQL Tuning Advisorを使ったアクセスパスの出力方法

HiRDB SQL Tuning Advisorが使用できない場合は,この方法を選択します。

HiRDB SQL ExecuterでSQL文を前処理してアクセスパスを出力する方法

アプリケーションが動作した時点で確認する場合

SQL文を直接指定していないアプリケーションの場合は,この方法を選択します。

アプリケーション実行時にアクセスパスを出力する方法

〈この節の構成〉