6.5.1 インメモリデータバッファ上のデータを破棄する前提条件と実行方法
(1) 前提条件
インメモリデータバッファ上のデータを破棄するには,インメモリデータバッファがDB非同期状態で,RDエリアがコマンド閉塞かつオープン状態である必要があります。
(2) 実行方法
インメモリデータバッファのデータを破棄するには,pdmemdb -k cancelコマンドを使用します。コマンドの実行例を次に示します。
- [コマンド実行例]
pdmemdb -k cancel -r RDDATA01
これによって,インメモリデータバッファはバッファ障害状態に,RDエリアは障害閉塞状態になります。なお,この場合の障害閉塞は,pdmemdb -k reloadコマンドを実行してインメモリデータバッファにデータを再読み込みすることで解除できます。