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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 データベース暗号化機能


5.4.1 pdfmkfsの形式と規則

暗号化HiRDBファイルシステム領域を使用するためのオプション(-E)について説明します。-Eオプション以外の内容については,マニュアル「HiRDB コマンドリファレンス」を参照してください。

〈この項の構成〉

(1) 形式

(a) UNIX版のキャラクタ型スペシャルファイルの場合

 pdfmkfs -n HiRDBファイルシステム領域サイズ 〔-l 最大ファイル数〕
 
    〔-k 使用目的〕 〔-e 最大増分回数〕 〔-s セクタ長〕 〔-i〕 〔-a〕 〔-m〕 〔-E〕
 
     キャラクタ型スペシャルファイル名

(b) UNIX版の通常ファイルの場合

 pdfmkfs -n HiRDBファイルシステム領域サイズ 〔-l 最大ファイル数〕
 
     〔-k 使用目的〕 〔-e 最大増分回数〕 〔-i〕 〔-r〕 〔-a〕 〔-E〕
 
      通常ファイル名

(c) Windows版の場合

 pdfmkfs -n HiRDBファイルシステム領域サイズ 〔-l 最大ファイル数〕
 
     〔-k 使用目的〕 〔-e 最大増分回数〕 〔-s セクタ長〕 〔-i〕 〔-r〕 〔-a〕 〔-E〕
 
      ファイル名

(2) オプション

(a) -E

HiRDBファイルシステム領域内に作成するHiRDBファイルのレコード(ページ)を暗号化する場合に指定します。

(3) 注意事項

  1. UNIX版で-Eオプションを指定し,通常ファイルに新規に作成した場合,HiRDBファイルシステム領域のパーミッションは0600になります。このHiRDBファイルシステム領域にpdflsコマンドおよびpdfstatfsコマンドを実行する場合は,HiRDB管理者で実行する必要があります。指定した通常ファイルがすでにある場合,およびキャラクタ型スペシャルファイルに作成する場合は,パーミッションは変わりません。