Hitachi

ノンストップデータベース HiRDB Version 10 データベース暗号化機能


付録A.3 追加されるディクショナリ表

暗号化機能を使用する場合に追加されるディクショナリ表について説明します。

〈この項の構成〉

(1) SQL_TPYRCEDKEY

この表では,復号認証キー情報を管理します(1行で1復号認証キー情報分)。

なお,この表を参照できるのは,DBA権限所有者,および監査人だけです。

SQL_TPYRCEDKEY表の内容を次の表に示します。

表A‒1 SQL_TPYRCEDKEY表の内容

項番

列名

データ型

内容

1

IP_ADDR

VARCHAR(15)

復号を許可するマシンのIPアドレス。

2

GRANTEE

VARCHAR(30),またはMVARCHAR(30)

復号を許可する実行ユーザの認可識別子,または'PUBLIC'。

3

LIMITED_TIME

CHAR(14)

復号認証キー情報の有効期限(YYYYMMDDHHMMSS)。

無期限の場合はナル値となります。

4

REG_TIME

CHAR(14)

復号認証キー情報の登録時刻(YYYYMMDDHHMMSS)。

注※

データベース初期設定ユティリティ,またはデータベース構成変更ユティリティのdictionary datatypeオペランドで,データ型をどちらにするか設定してください。