Hitachi

ノンストップデータベース HiRDB Version 10 データベース暗号化機能


2.4 pdconfchkコマンドでチェックできるオペランド

暗号化機能に関連するHiRDBシステム定義のオペランドについて,pdconfchkコマンドでチェックできるオペランドを次の表に示します。

表2‒2 pdconfchkコマンドでチェックできるオペランド

オペランド名

文法のチェック

ファイルのチェック

アクセス権限のチェック

重複指定のチェック

ホスト名のチェック

サーバマシン間のチェック

pd_tpyrced_key

×

×

×

×

pd_ekey

×

×

×

×

(凡例)

○:チェック対象です。

×:チェック対象外です。

文法のチェック:

オペランドの文法が正しいかチェックします。

ファイルのチェック:

システムログファイル,シンクポイントダンプファイル,およびステータスファイルの有無をチェックします。pdconfchkコマンドで-nオプションを指定した場合はファイルのチェックをしません。

アクセス権限のチェック:

HiRDB管理者にファイルのアクセス権があるかを確認します。

UNIX版の場合は,HiRDB管理者にhostsファイルのアクセス権があるかも確認します。

pdconfchkコマンドで-nオプションを指定した場合はアクセス権限のチェックをしません。

重複指定のチェック:

システムログファイル,シンクポイントダンプファイル,およびステータスファイルが重複していないかどうかをチェックします。

ホスト名のチェック:

ホスト名がhostsファイルに記述されているかをチェックします。

サーバマシン間のチェック(HiRDB/パラレルサーバ限定):

システムマネジャのサーバマシンを基準に,サーバマシン間の妥当性をチェックします。