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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 データベース暗号化機能


1.2.4 使用方法

特定UAPに対する暗号化データの復号機能の使用方法について説明します。

〈この項の構成〉

(1) HiRDBシステム定義の設定

HiRDBシステム定義のpd_tpyrced_keyオペランドにYを指定します。pd_tpyrced_keyオペランドの詳細は,「特定UAPに対する暗号化データの復号機能に関するオペランド」を参照してください。

なお,pd_tpyrced_keyオペランドがNの状態で作成したストアドプロシジャおよびトリガがある場合は,ALTER ROUTINEで再作成してください。

(2) 復号認証キー情報の登録

pdregtpyrcedkeyユティリティを実行して,復号認証キー情報を登録します。pdregtpyrcedkeyユティリティの詳細は,「復号認証キー情報登録ユティリティ(pdregtpyrcedkey)」を参照してください。

(3) クライアント環境変数の設定

復号を許可したいアプリケーションには,クライアント環境定義PDTPYRCEDKEYに復号認証キーを指定してください。PDTPYRCEDKEYの詳細は,「クライアント環境定義の設定内容」を参照してください。