5.4.1 Type4 JDBCドライバを使用したXDM/RD E2アクセス
Type4 JDBCドライバを使用してXDM/RD E2にアクセスする場合について説明します。
(1) 前提バージョン
Type4 JDBCドライバを使用してアクセスできるXDM/RD E2のバージョンは,11-03以降です。
(2) クライアント環境変数
クライアント環境変数の差異については,「XDM/RD E2接続機能使用時の環境変数の差異」を参照してください。
(3) 位置付け子(locator)機能
Type4 JDBCドライバを使用してXDM/RD E2にアクセスする場合,位置付け子機能は使用できません。次に示すインタフェースの指定値にLOCATORが指定された場合,REALが指定されたものとして動作します。
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DriverManagerクラスのgetConnectionメソッドに指定するユーザプロパティLONGVARBINARY_ACCESS
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DataSourceクラスのsetLONGVARBINARY_Accessメソッド
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ConnectionPoolDataSourceクラスのsetLONGVARBINARY_Accessメソッド
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XADataSourceクラスのsetLONGVARBINARY_Accessメソッド
各インタフェースについては,マニュアル「HiRDB UAP開発ガイド」を参照してください。
(4) 分散トランザクション
分散トランザクション機能を使用した場合,XDM/RD E2にはアクセスできません。XADataSourceクラスのgetXAConnectionメソッドを使用してアクセスしようとした場合,SQLExceptionが投入されてKFPJ80003-Eメッセージが出力されます。分散トランザクション機能については,マニュアル「HiRDB UAP開発ガイド」を参照してください。
(5) サポートしないドライバ
次に示すドライバを使用したXDM/RD E2へのアクセスはサポートしていません。
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Type2 JDBCドライバ
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HiRDBデータプロバイダ for .NET Framework
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HiRDB OLEDBデータプロバイダ
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SQLJランタイムライブラリ